【解体~下地工事】廊下のない間取り・急な階段・古い水まわりをリフォームで改善 加古川市H様邸(築40年、全面改修工事①)
全面改修工事①(担当:車塚)
加古川市H様邸は築40年の一戸建て。
イベントにご来場いただき、リフォームのご相談を承りました。
「リフォームしたいとずっと思っていた」というH様は
↓このようなお悩み・ご要望をお持ちでした。
〇玄関ホールと廊下がない間取りが不便
〇階段が急
〇水まわりが古い
〇高齢なので1階だけで生活できるようにしたい
問題を解消して住みやすいお家を実現するため、
間取り変更を含む全面改修工事をご提案いたしました。
約500万円をかけて1階全体と2階の一部をリフォームします!
今日のブログではリフォーム前の様子と
解体・下地工事の様子までお見せします。
↓それでは工事の様子をご覧ください
リフォーム前のタイル仕上げの浴室です。
狭く、浴槽で足を伸ばすことはできませんでした。
広くてあたたかいシステムバスに変更します!
既存の浴室を解体しました。
リフォーム前のキッチン・ダイニング(写真奥)と、
和室(写真手前)です。
2つの部屋のあいだにあった垂れ壁を取り払います。
再生ボタン【▶】を押して動画でご覧ください!
垂れ壁の撤去完了です。
和室の横には階段があり、
階段下を利用した押入れがありました。
傾斜の緩やかな階段に架け替えるため、
既存の階段を撤去しました。
階段下の押入れと2階和室の押入れも解体しました。
こちらは洗面所兼脱衣所です。
玄関とも洋室とも、階段前の廊下とも直接行き来でき、
通路としての役割も持つ空間でした。
洗面所を解体しました。
リフォーム前の玄関と、洋室の入り口です。
廊下や玄関ホールはなく、
玄関を入って引き戸を開けるとすぐ洋室という間取りでした。
ご友人が遊びに来られたときもこの洋室を通るか、
横のドアから洗面所を通るかしなければリビングに行くことができません。
プライバシーを守り、スムーズにリビングに行けるよう
洋室を少し狭めて、玄関ホール兼廊下を新設します。
壁を解体しました。
40年前に建てられた古いお家なので、
土や藁でできている土壁です。
洋室⇔洗面所の間仕切り壁の木部の一部が傷んで、
シロアリが出てきていました。
幸い甚大な被害には至らず、少しの修繕と処理で済みました。
洋室の壁・床をどんどん解体していきました。
解体・撤去作業はほぼ完了しました!
ここから床や壁などを作っていきます。
まず床の下地工事です。
既存の大引きはまだ綺麗な状態だったので残して、
その上に根太を渡しました。
次に天井の骨組みを作りました。
和室の壁の下地を作りました。
和室は洋室に変更して、リビングとして使えるようにします。
新しくクローゼットを作ります。
もともと洋室だったところに壁を立ち上げました。
この細長い空間が廊下になります。
洋室の掃き出し窓を撤去して、
廊下の突き当りになるところに腰窓を付けました。
各部屋の入り口にドア枠を取り付けました。
洋室のクローゼットにも枠を取り付けました。
洋室の入り口ドア横の壁を開口して、窓を付けしました。
窓の下部が廊下側に開く「突き出し窓」です。
採光・採風ができ、インテリアのワンポイントにもなります。
和室の押し入れだったスペースはトイレに変更します。
工事中は仮便器を設置して、とりあえず使える状態にしました。
小窓を新しく設置しました。
新しい階段を架けました。
このあと両側に壁を立ち上げて、安全性の高い箱型階段にします。
キッチンの壁下地を作りました。
長くなりますので、続きはまた次回!
水まわり設備機器の取り付け、内装工事から
完成まで一気にアップします!