和室から木のぬくもりあふれる主寝室へ|加古川市M様邸 内装リフォーム
内装リフォーム(加古川市M様)
「和室を使いこなせていない」「寝室をもっと快適にしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にご覧ください。
築26年の加古川市M様邸にて、昔ながらの和室を主寝室として快適に使えるよう、内装リフォームを行いました。
畳やじゅらく壁を撤去し、杉や桧などの無垢材をふんだんに使った木のぬくもりあふれる空間に大変身。
断熱性の高い窓への交換や、収納・洗面スペースの見直しなど、暮らしやすさにもこだわった工事の様子を、写真とともに詳しくご紹介します。
リフォーム前
リフォーム前は、畳敷きの床と、じゅらく壁の昔ながらの和室でした。
年数が経って、全体的に古くなっていました。
解体工事
畳や襖を撤去し、天井を解体しました。
床を解体しました。
下地・断熱工事
天井部分には新しく下地を組み、断熱材をしっかり詰め込みました。
これにより、冬は暖かく夏は涼しい、快適な室内環境が実現できます。
天井仕上げ
天井には杉の羽目板を貼って仕上げました。
節のある表情豊かな板材を使用し、大工が一枚一枚丁寧に施工。
木ならではのやさしい風合いと香りが、落ち着いた空間をつくります。
窓工事
腰窓は、以前より小さいサイズのものに取り替えました。ペアガラスで断熱性の高いサッシです。
掃き出し窓は、腰窓に交換。
こちらもペアガラスサッシです。中央は開け閉めできないフィックス、左右は縦すべりの仕様になっています。
壁の下地を作りました。
外壁補修
窓の入れ替えに伴って、外壁も部分的に補修しました。
既存と同じ「焼き板」を貼って仕上げ、違和感のない自然な外観に仕上げています。
建具・収納工事
出入り口に新しいドアを取り付けました。
以前は障子の引き戸が設置されていましたが、片開き戸に変更。使用したのは、ウッドワンの「ピノアース」シリーズの無垢材ドアです。無垢材を使用した建具で、木肌の美しさと素材感が魅力です。
押し入れはクローゼットに作り変え、折れ戸を取り付けました。
こちらの折れ戸もウッドワン「ピノアース」シリーズ。
ルーバータイプを採用しました。通気性が良く、湿気やニオイがこもりにくくなっています。
壁仕上げ
壁に杉の羽目板を貼っていきます。
節が多く、木の表情を楽しんでいただけるものを採用しました。
大工が1枚1枚丁寧に貼っていきます。
完成
完成です!
もともと和室だった空間が、木のぬくもりに包まれた主寝室になりました。
床材には、桧の無垢フローリングを採用しました。
桧の香り成分「ヒノキオール」にはリラックス効果があり、寝室にぴったりの素材です。素足で歩いたときのやわらかな感触も魅力です。
天井・壁に使用した杉の羽目板は、室内の温度・湿度を調整する働きがあります。年間を通して、さらっと快適に過ごしていただけます。
押し入れはクローゼットに作り変え、枕棚とハンガーパイプを取り付けました。
お部屋の一角には、TOTO「ドレーナ」の洗面化粧台を設置。
造作風のナチュラルなデザインで空間になじみます。
朝起きてすぐに顔を洗ったり、就寝前の身支度を済ませたりと、寝室内で日常の動作が完結する、便利で快適なスペースになりました。
まとめ|木のぬくもりと機能性を両立した寝室リフォーム
今回の加古川市M様邸では、和室を解体して、無垢材をふんだんに使った主寝室へとリフォームしました。
天井や壁に使用した杉の羽目板、床に採用した桧の無垢フローリングは、見た目の美しさはもちろん、室内の湿度を調整する働きがあり、年間を通して快適に過ごせる空間をつくり出します。
また、建具や収納、洗面スペースにも無垢材や造作風アイテムを採用し、使い勝手とデザイン性を兼ね備えた寝室が完成しました。
「和室を洋室に変えたい」「暮らしに合った空間にしたい」など、リフォームのご相談はぜひウオハシへ。
お客様のライフスタイルに寄り添い、心地よい住まいづくりをお手伝いさせていただきます。