【2025年版】先進的窓リノベ2025キャンペーン最新情報|内窓リフォームで断熱+防犯効果を両立
住宅の快適性や安全性を高めるうえで「窓リフォーム」は欠かせません。特に最近注目されているのが、国の補助金制度「住宅省エネ2025キャンペーン」の中で実施されている 先進的窓リノベ2025事業 です。
この補助金を利用すると、断熱性能を高める内窓設置が補助対象となり、さらに 防犯効果 まで得られるのが大きな魅力です。
この記事では、2025年8月現在の最新情報をもとに、
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●内窓リフォームと防犯性向上の関係
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●補助金の対象工事と補助額の目安
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●申請における注意点
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●防犯リフォームとしての活用術
を詳しく解説していきます。
住宅省エネ2025キャンペーンとは?
「住宅省エネ2025キャンペーン」は、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して実施する、住宅の省エネ化を推進するための補助事業です。
大きく分けて以下の事業があります。
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●先進的窓リノベ2025事業(窓・ドアリフォームに対する補助)
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●子育てエコホーム支援事業(断熱改修や高効率設備の設置支援)
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●給湯省エネ2025事業(高効率給湯器の導入支援)
この中で特に注目されているのが、「先進的窓リノベ」。既存住宅の窓を高断熱仕様に改修することで、最大200万円までの補助を受けられます。
先進的窓リノベ2025事業の補助対象と補助額
対象工事の種類
2024年11月22日以降に着工した、以下の工事が対象となります。
1.内窓設置(既存窓の内側にもう一枚窓を取り付ける工事)
2.外窓交換(カバー工法・はつり工法など)
3.ガラス交換(既存サッシを残してガラスのみ交換)
補助額の目安
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●内窓(大サイズ):26,000~106,000円/箇所
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●内窓(中サイズ):18,000~72,000円/箇所
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●内窓(小サイズ):12,000~46,000円/箇所
一戸当たり200万円が補助上限額です。また、交付申請は、1申請あたりの合計補助額が5万円以上の工事が対象となります。
内窓リフォームで得られる4つのメリット
1. 断熱性能の向上
窓は住宅の中で最も熱が出入りする部分です。
内窓を設置すると窓が二重になり、外気の熱が伝わりにくくなります。夏は冷房効率が高まり、冬は暖房の暖かさを逃しません。
2. 結露防止
二重窓にすることでガラス面の温度差を緩和し、結露が発生しにくくなります。これにより、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な住環境を維持できます。
3. 防音効果
内窓は空気層を挟むため、外部の騒音を大幅に軽減します。交通量の多い道路沿い、鉄道の近く、近隣の生活音が気になる住宅に特に効果的です。
4. 防犯性の向上
侵入窃盗の多くは「窓」から行われます。内窓を追加することで侵入までの時間がかかり、防犯効果が高まります。さらに防犯合わせガラスを選択すれば、割れにくさが増し、抑止力はさらに強化されます。
2025年8月現在の最新情報と注意点
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●極小サイズは対象外:0.2㎡未満の小さな窓は補助対象外。
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●予算枠が限られている:予算上限に達すると早期終了の可能性あり。
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●申請は登録事業者のみ可能:消費者自身が直接申請はできず、必ず窓リノベ事業者を通す必要があります。
防犯リフォームとしての「内窓」活用術
内窓を設置するだけでも侵入抑止効果がありますが、さらに以下の工夫で安心感が増します。
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●防犯合わせガラスを選ぶ(中間膜を挟んだガラスで割れにくい)
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●二重ロック機能のついた窓を採用する(こじ開けを防止)
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●シャッターや雨戸と併用する(侵入を物理的に阻止)
これにより「断熱」「結露防止」「防音」に加え、「防犯」までカバーすることができます。
申請の流れ
1.登録事業者に相談
2.現地調査・見積もり
3.工事契約
4.工事完了後に事業者が補助金申請
5.交付決定後に補助金が還元
申請には工事写真や図面などが必要になるため、必ず事業者と事前に確認しておくことが大切です。
実際の施工事例紹介
ここでは、実際に「先進的窓リノベ2025事業」を活用して内窓を設置した事例をご紹介します。
事例①:加古川市・築30年マンション(リビング・寝室の内窓設置)
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施工内容:リビングと寝室に大サイズの内窓を計4箇所設置
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補助額:約28万円
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施工費用(補助前):約65万円
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施工費用(補助後):約37万円
お客様の声:「冬場の窓際の冷気がなくなり、暖房を弱めても快適に過ごせるようになりました。道路の車の音も静かになり、夜ぐっすり眠れるようになったのが一番の効果です」
事例②:高砂市・戸建て住宅(子ども部屋+玄関ドア交換)
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施工内容:子ども部屋2箇所に内窓を設置+玄関ドアを断熱ドアに交換
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補助額:約42万円
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施工費用(補助前):約110万円
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施工費用(補助後):約68万円
お客様の声:「補助金を活用して玄関ドアまで一緒に交換しました。子ども部屋の防音性能が上がり、勉強に集中できる環境になりました。玄関ドアの防犯性能も高まり、安心感が増しました」
事例③:加古川市・築20年戸建て(防犯対策重視のリフォーム)
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施工内容:1階掃き出し窓に防犯合わせガラス入りの内窓を設置、さらにシャッターを追加
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補助額:約19万円
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施工費用(補助前):約55万円
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施工費用(補助後):約36万円
お客様の声:「最近近所で空き巣があったので心配でしたが、二重窓とシャッターで安心できるようになりました。冷暖房の効きも良くなり、光熱費も下がって一石二鳥です」
事例から分かるポイント
1.補助金を使うと自己負担が3〜4割軽減できるケースが多い
2.窓だけでなく玄関ドアも同時に施工すると、補助額が大きくなる
3.防犯目的での内窓+シャッター併用は特に安心感が高い
4.断熱・防音・防犯の効果を実感する声が多い
まとめ|断熱も防犯も同時に叶えるなら「今」がチャンス
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●住宅省エネ2025キャンペーン(先進的窓リノベ) を利用すれば、内窓リフォームに補助金が使える
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●内窓は「断熱」「防音」「結露防止」だけでなく、「防犯性」も高められる
窓リフォームは光熱費の削減と防犯対策を同時に叶える賢い住まいの投資です。
ウオハシは住宅省エネ2025キャンペーン登録業者ですので、窓リフォームをお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。