古民家リノベーション

古民家をリフォームした住まいを憧れで終わらせない方法

古民家の居心地の良さや雰囲気に憧れたり、懐かしさや木の醸す優しさに魅せられて、古民家をリフォームして自宅にしたいという人たちが増えてきている。古民家をリフォームする際のポイントや物件選びの注意点はどこなのか、具体的に見てみよう。

 

古民家リフォームの秘訣は本来の良さを生かし楽しむこと

日本の伝統的な家屋では「夏を旨とする」という考え方がある。これは冷房装置のなかった時代、暑い夏をいかに快適に過ごすかということに重点を置き、太陽の日差しや風などといった自然の力とうまく向き合った家づくりを意味している。
また、昔は良質な木材も多く採れたため、古民家では見事な柱や梁が存在し、大工たち職人の技が光る欄間や建具、家具などにも出合うことができる。

こうした古民家が持つ良い部分は残していきながら、現在の技術や建材を適材適所に施していき、安心して快適に暮らせるように再生させることが古民家リフォームのポイントでもある。

室内の間取りに関しては、現在のライフスタイルに合わせたリフォームが可能で、完成後のインテリアは施主の好みによって洋風や北欧風などのテイストを取り入れたさまざまなスタイルが楽しめる。
古民家物件は数が少ないので、リフォーム実績を持つ施工会社も同時に少ないということになる。設計者やプランナー、大工の経験と技が必要になってくる古民家リフォームにおいて、経験豊富な会社に出合うことも成功への第一歩だ。

 

よくある古民家ならではの問題点①寒い⇒断熱対策

昔ながらの日本家屋は「夏をいかに快適に過ごすか」ということを中心に家づくりが行われていた。そのため、夏の高い日差しを遮るように庇を長くし、風通しを良くするために、襖や障子をすべて開ければ部屋がつながるような間取りになっている。
しかし、冬になると日が入らずに暗くて寒い部屋ができたり、隙間風が入ってくる原因ともなる。そこで、夏場の良さは生かしながら冬も快適に過ごせるよう、壁や天井に断熱材を補強し、サッシを2重にしたりペアガラスを採用することで断熱性能を高め、快適な住まいを実現する。

昔ながらの長い庇。

 

部屋などが障子・襖を挟んでひと続きに。田の字に配置された和室もよく見られる。

 

よくある古民家ならではの問題点②地震が不安⇒耐震面の補強

古民家物件は現在の耐震基準を満たしていない場合が多い。また、数十年と住み継ぐ中で増改築を行ったり、間取りを変更したために構造的に弱くなっている箇所があるケースも。その場合、耐震性補強が必要になってくる。
他にも、土台や柱などの基礎が水や老朽による腐食、シロアリの被害にあっていることもあるので、安心して長く済むためには古民家改修の経験豊富な施工会社によって的確に現状を判断してもらい、適材適所の耐震補強を行いたい。

耐力壁を取り入れた例。

 

筋交いを入れ、接合部に専用の耐震金物を取り付け。それぞれの部材が一体となるよう緊結して耐震性を高める。

 

よくある古民家ならではの問題点③暗く、使いにくい⇒間取りの変更

古民家は独特の趣はあるものの、いざ暮らすとなると太陽の光が入りにくい構造のため、屋内が寒く暗いなどの難点がある。そこで、古民家リフォームでは伝統的な意匠性を大切にしながらも、暮らす人にとって便利で使い勝手が良い設備への一新や、居心地の良い空間にすることが大切。

<古民家のよくある間取りと問題点>
1、和室が暗くて使い勝手が悪く不便
 田の字型に和室が並ぶ昔ながらの間取りのままだと暗い上、日常的に使いにくく、壁が多いと湿気の問題もあるため、間取り変更で広いLDKなどに転換するのが◎。
2、水まわりの動線がスムーズでない
 浴室や洗面室などの水まわり設備は、古民家の場合トイレだけが離れているということも。コンパクトな水まわりの動線を描くことは暮らしやすさにも直結する。
3、土間が必要以上に広く、使いきれていない
 かつては調理を行っていたことから広かった玄関土間だが、現代の生活では調理用途がなくなったため、ほど良い広さの玄関に変えたり、隣室に取り込むなどの間取り変更が必要。

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<現代のライフスタイルに合わせた間取りの提案>
1、心身ともに安らげる畳のスペースは大切
 やはり安らげる畳の空間は必要。特に幼い子どもがいると和室は貴重。
2、開放的な吹き抜けLDKは家族の和み空間に
 和室4室を吹き抜けのLDKに改築するのもおすすめのプラン。キッチンをダイニングから移動させて対面型にすると、家族と会話しながら料理ができる。
3、水まわり設備は一新して近くにまとめるべし
 トイレ、浴室、洗面所は設備を新しくしたうえで、できるだけ近くにまとめることで家族の生活動線がスムーズになる。
4、造りつけ収納スペースを確保
 物を収めるのはタンスなどの家具が中心だった昔とは異なり、今は造りつけの収納スペースが中心。見た目もすっきりするので、できるだけ多く確保したい。
5、玄関土間の広さを活用し家族用通路を新設
 広い玄関土間に、ゲスト用の入り口とは別に家族用の入り口を設け、奥にシューズクローゼットを配置するもの有効な空間の活用方法。

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