断熱リフォームのメリットとは?工事内容や最新の補助金情報を解説!
2024年は断熱リフォームの補助金制度が充実しており、お得にお家の断熱性能をアップするチャンスです!
断熱リフォームといっても、その工事内容はさまざま。ご自宅に合った工事を行うことで、夏は涼しく冬はあたたかい快適なお家を実現することができます。
このページでは「断熱リフォームで使える補助金って?」「断熱リフォームって具体的にどんな工事をするの?」といったことを解説します。
●家の中が、冬は寒く夏は暑い
●エアコンの効きが悪く冷暖房代がかかる
●壁や窓にカビ・結露が発生しやすい
このようなお悩みのある方はぜひこのページを最後までご覧ください。
断熱リフォームとは?
そもそも断熱リフォームとは、建物や住宅の断熱性能を向上させるためのリフォーム工事のことです。断熱リフォームを行うことで冷暖房効率がアップし、少ない光熱費で夏は涼しく冬は暖かく過ごせるお家になります。
断熱リフォームのメリット
断熱リフォームのメリットは主に3つ挙げられます。
「ヒートショック対策になる」「光熱費が安くなる」「カビ・結露対策になる」ということです。ここでは、3つのメリットをそれぞれ解説していきます。
①ヒートショック対策になる
11月~2月の寒い季節は自宅で入浴中に亡くなる方が多くなっています。これは急激な寒暖差によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる「ヒートショック」が主な原因となっています。
ヒートショックの原因は室内の温度差であり、未然に防ぐためには断熱リフォームが有効です。
②光熱費が安くなる
エアコンの効率が悪いのは、暖気・冷気が室内外へ漏れてしまうことが原因です。
断熱リフォームをすることで熱の移動を抑えられるので、冷暖房効率が良くなり、光熱費が安くなります。電気料金が高騰している昨今、家計が助かる嬉しいメリットです。
③カビ・結露対策になる
結露は、室内の空気中に含まれる水蒸気が、外気との温度差のある窓などで冷やされて水滴に変わることで発生します。結露を放置すると、その湿気でカビが発生しやすくなります。
断熱リフォームによって壁や天井の表面温度を下げないようにすることで、結露の発生を抑制することができます。
具体的な工事内容は?
断熱リフォームを行うことで得られるメリットは大きいですよね。では、具体的にどのような工事を行うのでしょうか。
代表的な工事内容をいくつかご紹介します。
内窓を設置するリフォーム
手軽にできて効果の高いのが、窓の断熱です。
今ある窓にもうひとつ窓(内窓)をつけると、外窓と内窓のあいだに空気層ができます。間に空気をはさむと熱は伝わりにくくなります。
アルミよりも熱を伝えにくい樹脂フレームの内窓や、複層ガラスの内窓なら、さらに断熱効果が高まります。
気密性が上がるので防音効果も期待できます。
壁の断熱リフォーム
壁の内側に断熱材を敷き詰めて、壁の断熱性を上げるリフォームです。
既存の壁を解体してから断熱材を敷き詰め、下地を貼ってクロスなどの仕上げ材を施工する、という流れになります。
天井の断熱リフォーム
屋根材の種類や色などで多少変わりますが、夏の屋根の表面温度はなんと80℃を超えることもあります。そんな暑い屋根面の下にある小屋裏は60℃以上にもなります。それが屋内に伝わって、「1階はそうでもないのに2階は暑い」という状態になります。そういった場合には天井の断熱リフォームがおすすめです。
天井の断熱リフォームは、断熱材を天井の骨組みの間に敷く「敷きこみ工法」と、綿状の断熱材を吹き込んでいく「吹き込み工法」が一般的です。吹き込み工法は、梁などの障害物が多い天井でも施工しやすいのが特長です。
天井裏に人が入れるスペースがある、かつ人が入っても大丈夫な強度がある場合は、天井材を剥がさずに施工が可能。天井を一旦外す必要がある場合には、リフォーム費用がその分高くなります。
床の断熱リフォーム
畳やフローリングなど、足元の冷えが気になる場合には床の断熱リフォームが効果的です。
既存の床を解体してから断熱材を敷き詰め、下地を貼ってフローリングなどの仕上げ材を施工する、という流れになります。
より暖かく快適にしたいなら、床暖房の設置もあわせて行うのもおすすめです。
外壁塗装・屋根塗装
外壁の色や素材によって違いはありますが、夏場の外壁の表面温度は40℃、50℃にもなります。
断熱塗料で塗装すれば、夏は日差しによる室内温度の上昇を抑え、冬は暖房の室内温度を保つことができます。
代表的な断熱・遮熱塗料に「ガイナ」が挙げられます。
【2024年版】断熱リフォームの補助金情報
2024年に活用できる、断熱リフォーム補助金をご紹介します。
国が実施している補助金と自治体が実施している補助金があります。それぞれ受付終了の期限があるため、計画的にリフォームのスケジュールを組む必要があります。
2024年6月5日現在発表されている補助金事業は以下の通りです。 ※掲載内容には変更の可能性があることをご留意ください。
国が実施している断熱リフォームの補助金
経済産業省・環境省・国土交通省の3省が連携して、省エネリフォームに対する補助金事業「住宅省エネ2024キャンペーン」を実施しています。4つの補助金事業のうち、断熱リフォームに活用できるもの2つをご紹介いたします。
2024年6月5日現在、交付申請受付中です。
先進的窓リノベ2024事業
住宅に行う開口部(窓)の断熱性能を向上する工事が補助対象となります。
最大200万円/戸
例えばこんなリフォーム工事が対象です。
●内窓設置
●ガラス交換
●外窓交換
《詳細は、先進的窓リノベ2024事業公式ホームページをご覧ください》
子育てエコホーム支援事業
子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等が補助対象となります。
最大100万円/戸
例えばこんな工事が対象です。
●注文住宅の新築
●新築分譲住宅の購入
●開口部の断熱改修
●外壁・屋根、天井・床の断熱改修
●エコ住宅設備の設置
●バリアフリー改修
《詳細は、子育てエコホーム支援事業公式ホームページをご覧ください》
自治体が実施している断熱リフォームの補助金
自治体でも、断熱リフォームの補助金制度を実施している地域があります。このページでは加古川市・高砂市の補助金制度をご紹介します。
加古川市
●固定資産税の減額制度
平成26年4月1日以前に建築された住宅について一定の省エネ改修工事を行い、その旨を市に申告した場合、その住宅に係る翌年度分の固定資産税額の3分の1が減額される制度です。
●【あなたのエコ暮らし応援事業】窓断熱改修・高効率給湯器導入のための補助金
既存住宅における窓断熱改修や高効率給湯器を導入する際、費用の一部を補助する制度です。
高砂市
●固定資産税の減額措置
平成26年4月1日以前に建築された住宅について一定の省エネ改修工事を行い、その旨を市に申告した場合、その住宅に係る翌年度分の固定資産税額の3分の1が減額される制度です。
●高砂市既存住宅省エネ化促進事業
お住まいの省エネ化にかかる費用の一部を補助する制度です。
断熱リフォームのポイントまとめ
●断熱リフォームとは、建物や住宅の断熱性能を向上させるためのリフォーム工事のことです。
●断熱リフォームをすることで冷暖房効率がアップし、少ない光熱費で夏は涼しく冬は暖かく過ごせるお家になります。ヒートショック対策やカビ・結露対策にもなります。
●具体的な工事内容は、内窓の設置、壁・天井・床に断熱材を詰める、断熱・遮熱塗料の「ガイナ」を用いた屋根・外壁塗装などです。
●断熱リフォームで活用できる補助金は、国が実施しているものと自治体が実施しているものがあります。それぞれ受付終了の期限があるため、計画的にリフォームのスケジュールを組む必要があります。
断熱リフォーム実績多数のウオハシにご相談ください!
高砂市・加古川市の老舗リフォーム店 ウオハシは断熱リフォームの実績が多数あります。補助金申請のお手伝いもさせていただいております。
ご予算やご希望に合わせたプランをご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。