砂壁をクロスに変更、床の間を仏壇を置くスペースにリフォーム 高砂市M様
和室リフォーム(高砂市M様邸)
高砂市M様邸で、和室のリフォームをさせていただきました。
「仏壇を置くスペースを作りたい」「砂壁や畳が古くなっているのできれいにしたい」とのことでした。
【工事前】
こちらはリフォーム前の和室です。
砂壁に割れや浮きが見られました。
経年劣化によるもので、触るとポロポロ表面の砂が落ちてきてしまうような状態でした。
こちらの床の間を、仏壇を置くためのスペースに作り変えます。
【畳撤去】
古い畳を撤去しました。
【下地工事】
床の間は、床下地からやり替えます。
壁は、砂壁からクロス仕上げに変更します。
浮いて崩れそうだった砂壁を押さえる作業を並行して行いながら、クロスを貼るための壁下地を作っていきます。
構造材の柱が見える「真壁」仕様から、柱の見えない「大壁」仕様に変更します。
【完成】
壁にクロスを貼り、襖は貼り替えました。
大壁仕様のクロス仕上げにしたことで、現代っぽいモダンな和室になりました。
真壁仕様は柱が見えるので見栄えの良いきれいな構造柱を使い、塗り壁は熟練した左官職人の手塗り作業となります。
和の雰囲気や木のあたたかみが感じられるという良さがあるのですが、工事期間は長くなります。
それに対して、大壁仕様・クロス仕上げは施工性が良いので工期が短縮できます。
そのため、近年では本格的な和室より、柱を見せず造作材を少なくした、現代風のモダンな和室が好まれるようになってきました。
クロス仕上げの場合は、そのクロスの色によって和室を明るい印象にできるのも利点のひとつです。
M様邸の和室も、白系のクロスの効果でリフォーム後はとても明るく感じられます
以前床の間だったスペースは、向かって右側はお仏壇を安置するスペースに。
左側は、開き扉を付けて仏具をしまっておける収納に。
お仏壇まわりをすっきり片づけられるので、こういう収納があると来客時にも助かりますよね
畳は新調してきれいになりました。
M様邸の和室リフォームは以上になります。
きれいな仏間に仕上がって、M様にもたいへん喜んでいただけました!