何もなかった部屋を柔術教室にリフォーム 加古川市T様(テナント改装)
テナント改装(担当:宇高)
加古川市T様は、当ホームページからお問合せくださいました。
「駅前のテナントを借り、グレイシー柔術の教室(道場)を始めたいと思っていて、そのテナントの改装をしてほしい」とのことでした。
リフォーム前はどんと大きなひとつの部屋で、間仕切りも何もありませんでした。
道場には更衣室が必要なので、新しく間仕切り壁をつくります。
間仕切り壁用の土台を設置しました。
土台に、柱を立てるための窪みをつくりました。
柱には、ぴったり同じ大きさで突起をつくりました。
柱を立てました。
その後、ドアや通気口などに合わせて間柱を立てました。これで骨組みは完成です。
合板を張って、パテを塗りました。
間仕切り壁の下地は、燃えにくい・加工しやすい・安価な石膏ボードを使用しても問題はありませんでした。しかし、こちらは道場として使われるとのことで、万が一ぶつかったりしても大丈夫なように丈夫な合板と太い柱を使いました。
※このほか、棚やエアコン、カーテンレールなどある程度重さのあるものを付けるときは、石膏ボードではなく、強度のある合板を張ります。「将来的には手すりを付けようと思っている」という場所にも合板を張っておくと良いです!
そして、部屋の1面にはずらっと窓があったのですが、柵などが無くすぐに窓で、小さなお子さんたちも出入りする道場には危ないと思われました。
そこで、窓前に手すりを取り付けました!
T様が加入されている柔術のグループでは、道場のどこかに赤色を入れる決まりがあるのだそう。
T様の道場では、↑こちらの少し出っ張っている壁に赤色のクロスを貼ることになりました。まず、既存のクロスを剥がしてしまいます。
そして、真っ赤なクロスを貼りました!
「カタログの中で1番はっきりと鮮やかな赤色を選んだ」というクロスは存在感バツグンです。
更衣室の間仕切り壁には他と同じような白系のクロスを貼りました。
また、照明はもともと蛍光灯が付けられていたのですが、ぶつかって割れると危ないので、ダウンライトに取り替えました。
これで、ほぼ完成です!
あとはT様が用意してくださる床マットと壁マットを施工するのみです。
間仕切り壁の上部にある、横に細長い開口部は通気のためにあけたスリットです。換気口などがなく、ドアを閉めてしまうと密室になってしまうので、空気の流れをつくるために設置しました!