【畳のたわみ】シロアリ被害に遭った床のやり替え 小野市N様邸(和室リフォーム)
和室リフォーム(担当:宇高)
一昨日の現場ブログでLDKリフォームの様子をお見せした
小野市N様邸。
敷地内に2軒お家があり、
LDKがある建物とは別のほうの和室のリフォーム
も一緒にさせていただいていました。
「歩いたら畳がたわむ」というご相談を受けて、
床をめくって床下の状態を調べさせていただきました。
蟻道(シロアリが作ったトンネル型の通り道)が見つかりました。
シロアリに食べられて
木部がボロボロになっていました。
床を支える根太や大引きなど、本来しっかり強度を
持っていなければいけないところまで被害に遭っていました。
こちらの建物は生活のメインで使っていらっしゃらなかった
ので、田の字の和室のうち特に被害がひどかった
2部屋を工事することになりました。
2つの和室の床を解体しました。
古い床材を処分します。
大引きとして設置されていた丸太。
シロアリに食べられてスカスカです。
新しく床組を作り直しました。
またシロアリが来るのを予防するため、防蟻処理を施します。
古い束石と木製束に代わって、
新しい束石と鋼製束を設置しました。
鋼製束はサビに強く、シロアリに食べられない、
高さ調整できるのでメンテナンスが容易といった
メリットがあります。
下地の板を貼りました。
工事前からきれいな状態だった板は再利用して、
シロアリの被害があったところは新しい板に替えました。
畳を敷き直して完了です!