【LIXILリシェル】グレイッシュなⅡ型キッチンのあるLDK 加古川市Y様
1階全面リフォーム(加古川市Y様邸)
加古川市Y様邸で1階全面リフォームをさせていただきました。
「子どもが巣立って、これから夫婦ふたりでゆったりと暮らせる家にしたい」という思いからリフォームを決意されたのだそう。老朽化を気にされていたお風呂をはじめ水まわりを一新。和室はランドリールーム+テレビスペースに変えてLDKに取り込む、といった間取り変更も行いました。
ビフォーアフターは《こちらの施工事例ページ》をご覧ください。
この記事では、施工事例ページで紹介しきれなかったこだわりポイントをお見せしていきます。「全面リフォームを考えている」「LDKと和室をつなげたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
LDKの床にはオークの無垢フローリングを張り、壁には漆喰を塗りました。どちらも天然の調湿作用を持っており、いつもサラッと心地よい空間に。
これから経年変化により味わいが増していくのも楽しみですね。
グレイッシュな木目調がおしゃれなキッチンは、LIXILのシステムキッチン「リシェル」。扉カラーは「ウォルナット」です。
シンクとコンロが分かれて2列になっているタイプです。作業動線が短くなり、効率よくお料理できるといったメリットがあります。
リビングと対面に設置した、シンク付きのキャビネットは天板が「セラミックトップ」。熱や傷、汚れに強く、焼き物ならではの重厚感あるデザインです。木目との相性もばっちりで、すごくおしゃれですよね。
シンクは「ハイブリッドクォーツシンク」のコズミックグレーです。
「ステンレスよりも水垢が目立ちにくく、普段のお手入れがラクになった!」と大変気に入ってくださっています。
シンクに立ったときの眺め。
リフォーム前と違って、リビングを見渡せます。ご家族の会話も弾みそうですね。
ミーレの食器洗い機を取り付けました。
フロントオープンで食器の出し入れがしやすく、お鍋やフライパンも入れることができます。
ミーレは幅60㎝と45㎝が選べますが、Y様はご夫婦おふたり暮らしのため45㎝を選択。1日分の食器が入るので、回すのは1日1回で済んでいるそうです。
「これまでは食洗機を使っていなかったから、付けたとしても使うかな?と悩んだけど、使ってみたら本当にラクで。もう手放せません!」と奥様がお話ししてくださいました!
そして、IHクッキングヒーター付きのキャビネットは壁付けに。焼く・揚げるといった加熱調理の際に油が飛び散るのを最小限に抑えられ、ニオイや煙が部屋中に広がりにくくなっています。
天板はセラミックトップではなくステンレスにして費用を抑えました。
IHの横のスペースにはレンジやトースターなどの調理家電を置くため、コンセントを多く設置しました。
窓の上の棚は、Y様から「余っている板があって、これで棚とか作れませんか?」とご相談があり、大工が取り付けさせていただきました。
高い位置にあるので、普段使わないものだったり雑貨などを飾られる予定なんだそうです。
水はねや汚れが気になるキッチンの床は、お掃除しやすいフロアタイル仕上げにしました。
オークの床と漆喰の壁がナチュラルで明るい雰囲気のリビングと、グレー×木目のシックなキッチン…というふうに変化をつけることで、ドアや壁を使わず空間をゾーニングしています。
フロアタイルと無垢の床の境目には、ゴールドの見切り材を取り付けました。一般的な樹脂の木目調のものに比べて、スリムで洗練された印象になります。
キッチンのペンダントライトがゴールドデザインなので、そこに合わせてコーディネートしました。こういった細かなこだわりが全体の統一感につながります。
キッチンは前面収納付き。リビングにあふれがちな細々としたものをすっきり片づけられます。
さらに、キッチンの横にリビング収納を設けました。中に可動棚を取り付けて使いやすく。
忙しい子育て時代を終えたご夫婦が、今度はふたりで健康的にそして豊かにセカンドライフを送ることのできる家になりました。