【新築工事レポート】基礎工事から上棟まで│高砂市I様邸の家づくり
高砂市で建築中のI様邸。
この度、無事に上棟を迎えることができました!
今回は、基礎工事から上棟までの工程を、現場の写真とともにご紹介いたします。
一歩ずつ形になっていく家づくりの様子を、ぜひご覧ください。
こちらが、I様邸の建築地です。
約100坪のゆったりとした敷地で、陽当たりもよく、落ち着いた住環境が広がっています。
基礎工事
お家を支える最も重要な部分、「基礎工事」から家づくりがスタートしました。
ベタ基礎という工法 昔と比べて手間がかかる分強度が高い
基準となる位置や高さを正確に示すための「墨出し(すみだし)」を行いました。
この墨出しによって、家の正確な配置が決まり、以降の工事の基準となる大事な工程です。
続いて、掘削した地面を平らに均した上に「捨てコンクリート(通称:捨てコン)」を打設します。
この捨てコンは、建物の構造には直接関わらない“下地”のような役割を果たし、後の型枠や配筋を正確に行うための土台になります。
その後、鉄筋を組んでいく「配筋工事」へと進みます。
鉄筋の太さや間隔などは厳しい基準があり、第三者機関による配筋検査も受けます。
検査に合格した後、コンクリートを打設。
さらに、型枠を組んで、基礎の立ち上がり部分のコンクリートを打設しました。
十分な養生期間をおいて、しっかりと固まれば基礎の完成です。
見えなくなる部分だからこそ丁寧に。
I様邸の基礎も、しっかりとした工程で確実に仕上がりました!
水道配管工事
基礎が完成した後、まず行うのが水道の配管工事です。
排水管と、給水管・給湯管を敷設しました。
土台敷き・床断熱材の施工
続いて、基礎パッキンの設置を行いました。
基礎と土台の間にこのパッキンを敷くことで、床下の通気を確保し、湿気がこもらないようにします。
シロアリ対策や家の耐久性にも関わる、大切な工程です。
基礎パッキンの設置が完了すると、次は「土台敷き」と呼ばれる工程へ進みます。
これは、基礎の上に柱や壁を支える土台(木材)を据える作業です。
土台がしっかりと固定された後、床部分には断熱材を敷き詰めていきます。
I様邸では、床下からの冷気を遮断し、快適な室内環境をつくるため、隙間なくしっかり施工しております。
この工程が終わると、家の“足元”が仕上がった状態になります。
ブルーシートで養生しておきます。
いよいよ、建て方(上棟)に向けて現場が大きく動き出します。
足場設置・上棟準備
上棟の数日前には、作業の安全を確保するための「足場」を設置します。
あわせて、クレーン車が入るためのスペース確保や材料の搬入も行います。
資材の準備や搬入のタイミングは、天候や現場状況によっても左右されるため、現場監督と職人さんたちが連携しながら進めていきます。
準備が整うと、いよいよ上棟当日を迎えることになります。
上棟
迎えた上棟当日。
当日は朝から快晴に恵まれ、まさに上棟日和!
クレーン車を使いながら、職人さんたちが息を合わせて一気に柱・梁を組み上げていきます。
家のかたちが一日で立ち上がっていく様子は、何度見ても圧巻です。
屋根の下地(野地板)までこの日のうちに施工。
これにより、急な雨などの天候変化にも備えることができ、建物の保護につながります。
さらに、棟のいちばん高いところには、家内安全や工事の無事を願ってお札(棟札)を取り付けました。
伝統的な風習を大切にしながら、心を込めて上棟作業を終えることができました。
I様ご夫婦にも現場にお越しいただき、素敵な記念写真を撮影させていただきました。
I様、この度は上棟おめでとうございます。
これから内装・外装と、さらに家づくりは進んでいきます。
引き続き、丁寧に心を込めて施工を進めてまいりますので、完成までどうぞよろしくお願いいたします!
いよいよ家づくりが本格スタート!
今回は、高砂市I様邸の基礎工事から上棟までの様子をご紹介しました。
上棟が無事に終わり、ここからいよいよお家づくりは本格的に進んでいきます!
完成に向けて、どんどん変化していく現場の様子を、今後もブログでご紹介していきますので、ぜひ楽しみにご覧くださいね。