嵩上げで段差解消、使える部分はそのままにコストを抑えてできるだけ安くトイレリフォーム 加古川市F様邸(トイレリフォーム)
トイレリフォーム(担当:森多)
築30年の加古川市F様邸
「娘の家がトイレのリフォームをしたので、うちもそろそろ・・・」と、3月に加古川市民会館で開催したリフォームイベントにご来場くださいました。ありがとうございます!
リフォーム前のトイレは、以前は主流だったタイル仕上げ。入り口の床に大きな段差があり、「バリアフリーにしたい」とのご要望がありました。
玄関や廊下を養生しました。
解体時には思っている以上にホコリが舞い、工事中も木屑などが出ますので、床にシートを敷いたり家具等にビニールをかけたりして、お家を汚さないよう気を配ります。
準備が整ったら、いざ着工!まずは既存のトイレを解体します。
F様邸のトイレは廊下より1段下がったところにあり、入り口に段差がありました。これを解消するためにトイレの床の嵩上げをします。
※嵩上げ(かさあげ)・・・高さを上げることをいいます。
このとき床の高さを廊下にぴったり合わせるのではなく、廊下の床より12mm高くしました。
将来、廊下の床が古くなってリフォームすることを見越して、廊下にフローリングを重ね張りするとぴったりフラットになるように・・・との理由からです。
入り口の敷居を取ると扉が寸足らずになるので、下に木を継ぎ足して塗装で仕上げました。
「できるだけ費用を抑えて、安くリフォームしたい」と希望されていたので、新しい扉に替えるのではなく既存のものを利用してコストを削減!
床にクッションフロアーを貼りました。
壁は足元の一部(写真の木部より下)だけタイル仕上げだったので、そこをクロスに変更しました。
新しいトイレはTOTO「HV」です。
最後の仕上げに、嵩上げでわざと作った段差に見切り材を取り付けます。
これにより、廊下のリフォームをするまでのあいだも快適に出入りできます!