土葺きの塩焼き瓦を乾式工法で三州瓦に葺き替え、屋根を軽量化 明石市I様邸(屋根葺き替え・外壁張り替え・サッシリフォーム)
屋根・外壁・サッシリフォーム(担当:森多)
築40年以上が経っている明石市I様邸。
ホームページを見て、娘様がお問合せくださいました。
「雨漏りしている」
「外壁の焼き板が朽ちてしまっている」
「家の中が寒い」とのことで、
☆屋根瓦の葺き替え
☆外壁の焼き板の張り替え
☆サッシの入れ替え
などの工事をご依頼いただきました。
はじめに足場を組み立て、既存の屋根瓦を撤去します。
既存の瓦は、40~50年前によく使われていた「塩焼き瓦」です。
昭和レトロな赤色で、「赤瓦」とも呼ばれます。
焼成時に有毒ガスが出るので現在は生産されていません。
土葺き(湿式)工法が用いられていたので、
土がどっさり乗っていて、屋根がものすごく重くなっていました。
その土もすべて撤去しました。
耐震性を考え、
土を使わない引掛桟(乾式)工法で葺き直します。
新しい野地板(合板)を張った上に防水シートを葺き、
桟木を取り付けました。
桟木は、瓦を留めるために横にわたす角材のことです。
その上に瓦を葺いていきます。
完了です!
三州のいぶし瓦を使用しました。
三州瓦はかたくて丈夫・割れにくい、ということから
ご提案させていただきました。
続いてサッシリフォームです。
リフォーム前は薄い1枚ガラスのサッシで、
隙間もあちこちにありました。
こちらは縁側です。
古いサッシを撤去し、新しいサッシの枠を取り付けました。
断熱性能の高いペアガラス(2枚ガラス)を採用して、
冬もあたたかく快適に
過ごしていただけるようにしました。
1階洋間の掃出し窓と腰窓も、
同じようにペアガラスサッシに入れ替えました。
2階の腰窓も新調。
木製でボロボロになってしまっていた雨戸は、
丈夫で軽いアルミ製の雨戸に替えました。
年月が経って焼き杉が朽ち、土壁がむき出しになっていた外壁。
焼き杉を張り替えて、とてもきれいになりました!
I様は以前、水まわりのリフォームを他社でされていたのですが、
事前に聞いていたことと違うことをされたりと
あまり良くなかったそうで、
リフォームに不安を抱いていらっしゃいました。
今回はホームページなどいろいろ調べた上で
ウオハシを選んでくださったそうで、
対応や仕上がりにご満足いただくことができました。
I様、この度はありがとうございました。