陸屋根のウレタン防水塗装(絶縁工法) 高砂市T様邸(築55年、屋上防水工事)
屋上防水工事(担当:里吉)
高砂市T様邸で防水工事をさせていただきました。
築55年、陸屋根のある一戸建てです。
ウレタン防水(絶縁工法)を行います。
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗ることで
継ぎ目のない防水層を形成し、雨水の浸入を防ぎます。
そして絶縁工法は、
防水層を下地に密着させない(浮かす)工法です。
☆防水層が下地の影響を受けない
☆防水層が長持ちする
☆ランニングコストを抑えられる
といったメリットがあります。
↓それでは工事の様子をお見せしていきます!
はじめに使うのがこちら。
大気中の水分に反応して硬化が進む湿気硬化型の
ウレタンプライマー「サラセーヌ」です。
下塗り材として塗布しました。
下塗りを行うことで、
この上に塗るウレタン防水材が下地に吸収されるのを防ぎ、
接着性が高くなります。
工事はすべて
ベテランの職人による手作業です。
通気緩衝シートを敷き、
継ぎ目にジョイントテープを貼りました。
脱気筒まわりの接合部分は、
ウレタン防水材を塗って処理しました。
接合部・継ぎ目は水が浸入しやすいところなので、
ジョイントテープの上にもウレタン防水材を塗りました。
そのあと、ウレタン塗膜防水材を全体に塗っていきます。
こちらの主剤と硬化剤を混ぜて使用しています。
1回目を塗り終えたら、
また同じようにウレタン塗膜防水を塗ります。
計2回塗りで、
規定の塗膜厚を形成しました。