2020年07月20日 現場中継ブログ

古民家リフォーム(担当:長野)

 

相生市N様邸の古民家リフォーム。

前回に続いて、下地工事の様子をお見せしていきます。

 

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床の下地を作っているところです。

新しい柱もいくつか立てました。

 

 

前回のブログに書いたように、床を支える束はコンクリートの土台の上に設置されています。

 

木製束ではなく、鋼製束を使用しました。

鋼製束はシロアリに強く、レベル(水平面の高さ)の微調整が簡単にできます。

 

 

ここに壁を作るので、間柱を立てました。

 

 

筋交いを入れました。

筋交いは、建物の耐震性を高める斜め方向の部材です。

 

 

ここ以外にも…

いたるところに筋交いを入れました。

×状に部材を配置する「たすき掛け」は、/状よりも強くなります。

 

 

筋交いの接合部を補強したり、部材が脱落するのを防止したりするため、接合金物を取り付けました。

 

 

床に断熱材を入れ、ベニヤ板を張ります。

 

 

床の下地ができあがりました。

 

 

続いて壁の下地を作っていきます。

 

 

必要なところに構造金物を取り付けながら進めていきます。

 

 

この格子状に取り付けている部材「胴縁」が石膏ボードの受けになります。

 

 

続いて天井です。

既存の天井を解体して、今は屋根裏が直で見える状態です。

 

 

梁見せの天井にするので、梁より上に天井の下地を作りました。

 

 

こちらは、屋根裏の勾配に沿って下地を作りました。

 

 

ところで…

この梁たちはもとからこんなに綺麗だったわけではありません。

151年もの長い歳月に、汚れやホコリが付いてしまっていました。

 

なので、まず電動やすり(サンダー)で表面を削りました。

 

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そのあと、黒く塗装して仕上げました。

 

これらのしっとりと趣のある梁たちは、リフォーム後のインテリアの一部となります。

明治元年に建てられたN様邸の歴史が感じられる、お家のシンボル的存在となることでしょう。

 

 

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