【ネコが滑りにくい床材】畳をフローリングにリフォーム 加古川市Y様
内装リフォーム(加古川市Y様邸)
築34年の加古川市Y様邸で和室の内装リフォームをさせていただきました。
【リフォーム前】
リフォーム前の写真です。
畳の和室が2間ありました。
【解体・撤去】
既存の畳を撤去しました。
畳を撤去して現れたのが、今はもう使われていない掘りごたつのユニット。
周りより数mm高くなっていて、このまま上に床下地を組んでフローリングを貼ると、ここだけ膨らんだり傾きのある仕上がりになってしまいます。
そのため、掘りごたつのユニットを撤去して穴を塞いでから床下地を組みました。
また、ユニットを撤去すると床下直結になるので、床下からの冷え込みを防ぐために断熱材を施工しました。
【下地工事】
床下地を作っていきます。
高さ調整のために根太(ねだ)を渡しました。
もともと敷いてあった畳は55mmくらいの厚さがあり、それより薄い構造用合板+フローリング材をそのまま貼ると敷居に大きな段差が出てしまうからです。
【フローリング工事】
根太の上に構造用合板を貼り、フローリングを貼っていきます。
【完成!】
完成です!
今回使用したフローリングは、東洋テックス「WILD」のワイルドチェリー柄。
華やかでしっとりとした木肌が特長です。
ウォールナットやオークには見られず、チェリーに限った特長としては「ガムポケット」があります。
ガムポケットは樹木の成長段階において細胞の隙間ににじみ出た樹脂が固まったもの。
点や筋状の変色として現れます。
東洋テックスの「WILD」はそのガムポケットまでリアルに再現した床材です。
そして、写真ではわかりにくいのですが、こちらはツヤなしタイプのフローリングです。
Y様は猫ちゃんを数匹飼っていらっしゃるので、”滑りにくいものを”とご提案させていただきました。