2025年09月04日 お役立ち情報

日本は地震や台風の多い国です。近年は震度6以上の大きな地震や、大型台風が頻繁に発生しており、住宅の安全性に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

「うちは築年数が古いけれど大丈夫だろうか?」

「屋根や外壁が劣化している気がする」

こうした不安を解消するために注目されているのが、地震・台風に備えるリフォームです。耐震補強や屋根・外壁の改修は、命を守ることはもちろん、災害後の生活再建コストを大幅に抑えることにもつながります。

 


1. 地震対策リフォームとは

1-1. 耐震補強の基本

「耐震補強」とは、建物が地震の揺れに耐えられるように強くする工事のことです。

特に1981年以前の旧耐震基準で建てられた木造住宅では、耐震性が不足しているケースが多いため注意が必要です。

 

主な方法には以下があります。

  • ●壁の補強:筋交いや耐震パネルを追加して揺れに強い壁にする。

  • ●基礎の補強:無筋基礎への鉄筋コンクリート増設や、接合金物の追加。

  • ●接合部の補強:柱や梁を金物でしっかり固定し、バラバラにならないようにする。

 

1-2. 壁の補強ポイント

耐震性の弱い家の多くは、壁の量や配置のバランスが不十分です。南側など特定の面に大きな窓が集中している家では、壁が足りずに揺れに弱くなります。耐力壁をバランスよく配置することで、建物全体がしっかり地震に耐えられるようになります。

 

 


2. 台風対策リフォームとは

2-1. 屋根リフォームの重要性

台風で最も被害を受けやすいのが屋根です。瓦のずれ、金具の劣化、スレートのひび割れなどがあると、強風で飛散する危険があります。

 

屋根リフォームの方法には、

  • ●瓦を撤去して金属屋根に葺き替える

  • ●既存の屋根をカバー工法で補強する

といった工事があります。

 

特に金属屋根は軽量で、建物の重心を下げる効果があり、地震対策にもなるのが大きなメリットです。

 

2-2. 外壁リフォームと雨漏り防止

台風時の横殴りの雨は、外壁のひび割れから浸入し、雨漏りやカビの原因となります。



外壁リフォームでは、

  • ●ひび割れ補修

  • ●防水性の高い塗装

  • ●サイディングの張り替え

などを行うことで、家をしっかり守ることができます。外壁表面の塗膜・防水層の寿命は10〜15年が目安のため、定期的な点検が欠かせません。

 

2-3. 窓・シャッターでの防災効果

強風で飛来物が窓に当たると、ガラスが割れて室内に雨風が吹き込み、大きな被害につながります。

そのため台風対策では窓の保護も重要です。

 

  • ●雨戸やシャッターの設置

  • ●防犯ガラス・複層ガラスへの交換

  • ●内窓(二重窓)の設置

特にシャッターは飛来物から窓を守るだけでなく、防犯や断熱効果もあり、年間を通じて役立ちます。

 


3. 地震・台風対策リフォームの費用目安と補助金

工事の費用は内容によって幅がありますが、おおよその目安は以下の通りです。

  • ●耐震補強工事:50万〜200万円

  • ●屋根葺き替え:100万〜250万円

  • ●外壁塗装:80万〜150万円

  • ●シャッター設置:1か所あたり10万〜20万円

  •  

また、国や自治体の補助金制度を利用できる場合もあります。例えば、耐震改修工事に最大100万円の補助が出る自治体もあります。工事前に必ず確認しておきましょう。

 


4. 施工事例:安心につながるリフォーム例

① 屋根の軽量化で安心を確保(加古川市・戸建て住宅)

築40年の木造住宅では、屋根の瓦が劣化し、重さによる建物への負担が心配されていました。

そこで、既存の瓦屋根を撤去し、軽量で耐久性の高い金属屋根へ葺き替えを実施。

屋根が軽くなることで、台風時の飛散リスクを減らせるだけでなく、建物全体の重心が下がり、地震の揺れにも強くなります。

お客様には「瓦が落ちる心配がなくなり、安心して過ごせるようになった」と喜んでいただきました。

工事費用:約180万円

 


② ベランダの防水塗装で雨漏りを防止(高砂市・戸建て住宅)

築25年の住宅では、ベランダの防水層が劣化し、雨水の浸入が懸念されていました。

そこで、既存の防水層を整えたうえで、防水塗装を施工。雨水がしみ込まないようしっかり保護しました。

台風時の横なぐりの雨でも安心できるようになり、「これで雨漏りの不安がなくなった」とのお声をいただきました。

工事費用:約60万円

 


③ 電動シャッターで台風対策(加古川市・戸建て住宅)

築30年の住宅では、「台風の時に飛来物が窓に当たるのが怖い」というご相談がありました。

そこで、掃き出し窓に電動シャッターを新設

リモコン操作で窓を開け閉めせずに“ピッ”とシャッターを動かせるため、雨風の強い日でも安心して使用できます。

お客様からは「台風シーズンでも落ち着いて過ごせるようになった」と好評でした。

工事費用:約35万円

 


5. まとめ:家族を守るために今できること

地震や台風は避けられませんが、リフォームで被害を最小限に抑えることは可能です。

屋根・外壁・窓などは特に台風に直結する部分であり、耐震補強と組み合わせることで家全体の安心感が高まります。

「うちはまだ大丈夫」と思っていても、いざという時に後悔しないために、まずは点検・相談から始めることをおすすめします。

 


無料点検・相談のご案内

当社では、加古川市・高砂市を中心に、屋根・外壁・ベランダ・窓まわりの無料点検を実施しています。

「瓦が古いけど大丈夫かな?」「ベランダの防水が心配…」といった小さな不安も、専門スタッフが丁寧に確認し、最適なリフォームプランをご提案いたします。

地震や台風は待ってくれません。

安心して暮らせる住まいづくりのために、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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