【2025年最新版】加古川市・高砂市で使えるバリアフリー・介護改修の助成金
身体が不自由な方、高齢の方の暮らしをサポートするために、「手すりの取り付け」「段差解消」「トイレの洋式化」など、ご自宅のバリアフリーリフォームを検討されている方は多いと思います。
兵庫県の加古川市・高砂市では、国の介護保険による住宅改修のほか、市独自の助成金制度を利用できます。
ここでは、2025年9月3日現在の最新情報をわかりやすく整理しました。
介護保険で使える住宅改修(全国共通)
まず基本となるのは「介護保険住宅改修」です。国(社会保険制度)によって運営される全国共通の制度です。
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対象者:要介護・要支援認定を受けている方
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上限額:生涯で20万円まで
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自己負担割合:1割・2割・3割(収入に応じて)
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給付上限の目安:18万円/16万円/14万円
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対象工事の例:
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廊下や階段への手すり設置
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段差解消やスロープ設置
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床材の変更(滑りにくい材質へ)
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開き戸から引き戸への変更
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和式便器から洋式便器への取り替え
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支給方法は「いったん全額立替→後日払い戻し(償還払い)」か「自己負担分のみ支払い(受領委任払い)」を選べます。
加古川市|住宅改造費助成事業
加古川市では、介護保険の20万円を超える工事費用をサポートする住宅改造費助成事業があります。
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対象者:要介護・要支援認定者、または障害者手帳等を持つ方
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所得条件:世帯の生計中心者が
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給与のみの世帯 → 前年給与収入800万円以下
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その他の世帯 → 前年所得600万円以下
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助成額の計算方法:
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対象工事:介護保険住宅改修の範囲に準じる
※受領委任の可否は市に確認が必要ですが、原則は償還払いです。
高砂市|住宅改造助成事業
高砂市でも、介護保険の上限を超えた部分について住宅改造助成事業が利用できます。
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対象者:要介護・要支援認定者や障害者手帳所持者など
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所得条件:加古川市と同様
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助成額の計算方法:加古川市と同じ計算式(上限100万円・
住民税非課税世帯/課税世帯/一定所得以上で助成率が異なります。
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支給方法:償還払いのみ(全額立て替えが必要)
介護保険の住宅改修は受領委任払いが可能ですが、高砂市の助成については償還払いのみとなっています。
助成金を受けるための流れ
加古川市・高砂市ともに手続きの流れはほぼ共通です。
1.ケアマネージャーに相談し、「住宅改修が必要な理由書」を作成してもらう
2.事前申請(見積書・写真・図面・理由書などを提出)
3.承認通知が届いてから工事契約・着工
4.工事完了後、事後申請(領収書・工事前後の写真などを提出)
5.後日、助成金が交付される
※注意:市の助成金は、介護保険住宅改修と同時に申請するのが原則です。後から申請できないケースが多いため、必ず事前に確認しましょう。
まとめ
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介護保険住宅改修は全国共通で利用でき、上限20万円まで(自己負担1~3割)
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加古川市・高砂市には独自の助成制度があり、100万円までの工事に対して条件付きで追加補助あり
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申請は事前承認が必須。承認前の工事は対象外
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所得制限や支給方法(償還/受領委任)に注意が必要
- 注意:このページに掲載している内容は2025年9月3日時点の情報です。助成金の制度や条件は年度によって変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式HPでご確認ください。
バリアフリーリフォームは、助成金をうまく活用すれば自己負担を大きく減らすことができます。
弊社では、加古川市・高砂市の住宅改修に伴う助成金の申請手続きもサポートしていますので、安心して工事を進めることができます。
加古川市・高砂市にお住まいで介護改修をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。