2018年01月18日 現場中継ブログ

お風呂リフォーム(担当:車塚)

チラシを見てイベントにご来場くださった加古川市T様。
「お風呂が寒いのでリフォームを考えている」とのことでした。

リフォーム前はタイル仕上げの在来浴室でした。築50年ということで、全体的に傷んできていました。

最近のお風呂は断熱材を入れたり各メーカーが工夫を凝らしたシステムバスが出ているのですが、昔のお風呂は冷気が入りやすい作りのものが多く、冬場は特に冷え込みます。

 

そして、入り口には大きな段差がありました。
ご高齢でおひとり暮らしのT様にとっては、ここも不安なポイントのひとつとなっていました。

これらのお悩みを解決するため、システムバスに入れ替えるリフォームをさせていただきます!

 

お風呂と一緒に洗面所のクロス類張り替えもさせていただきます。

 

工事スタートです。古い浴室を解体しました。

 

 

天井も解体。下地だけの状態になりました。

 

浴室入り口の床。木ではなくレンガの土台が入っていました。
レンガの状態が良かったので、この部分はそのまま使います(多少の高さ調整は行います)。

 

 

浴室⇔洗面所の壁。もともと窓が付いていました。
システムバスを入れると、この窓は使えなくなり20~30cmほどのデッドスペースができてしまいます。

 

そこで、洗面所側から使える収納棚を造作してスペースを有効活用!

 

洗面所の既存の床の上に、新しいベニヤ板を張りました。

 

これにより洗面所の入り口にあった3cmほどの段差を解消することができました。仕上げに長尺シートを張ります。

 

新しい床ができあがりました!

 

壁は、下部がタイルで上部は左官仕上げでした。
これからベニヤ板を張って、クロス仕上げに変更します。

 

↑洗濯機の給水用水栓を取り替えているところです。前の水栓は低い位置にあって使いづらく、だいぶん朽ちてきていたためです。

 

取り替え完了です!

 

そして・・・浴室も完成しました
TOTOのシステムバス「サザナ S」1216サイズです。

 

「サザナ」の特長を少しだけご紹介します

まずは「魔法びん浴槽」!
断熱材が浴槽をまるっと包み込んでいる構造により、翌朝でもぬるま湯の状態です。

 

床にも暖かさのヒミツがあります!
2つの層で冷気をシャットアウトし、冬場の1歩目がひやっとしません。

 

 

そして、老若男女みんなに優しいユニバーサルデザイン。
段差のない床やまたぎやすい浴槽の高さなど、あらゆるところに取り入れられています。

 

それでは、また工事の様子をお伝えしていきます!

T様邸の窓は普通の1枚ガラスだったのですが、この機会に真空ペアガラスに取り替えました。

真空ペアガラスは、ガラスとガラスのあいだを真空にしたもので、ペアガラスよりも断熱性が高くなっています。
サッシをまるごと入れ替えるのではなく、ガラスだけを替えたのですが、もともとのガラスと同じ厚さなので網戸に干渉せず使い心地はそのままです。

 

続いて防蟻処理を行うため、床をめくりました。床下に潜れるところは限られていて、T様邸ではこちらの和室でした。
築年数が経っていると白蟻が発生してしまう可能性が高くなってきますので、今後もお家を長持ちさせるために予防でさせていただきました。

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