2018年04月26日 現場中継ブログ

内装リフォーム(担当:車塚)

築43年の姫路市Y様邸。これまでにも何度かリフォームをお任せくださったことがあります。

今回は↑こちらの応接間を書道教室にしたい、とのご相談をお受けしました。

 

応接間は経年劣化により床がペコペコしていて、壁の汚れ・傷みも目立っていました。床を下地からやり替えてペコペコを解消し、壁はクロス仕上げ(一面のみパネル仕上げ)に変更する内装リフォームを行います。

また、ご主人は耐震面を気にされていたので、制震工事も合わせてさせていただくことになりました。

 

壁を解体しました。中は土壁でした。

 

壁には間柱がなく、胴縁が柱の上に渡してありました。制震のため、柱と柱の間に釘を打ちたいのですが、このままだと胴縁が邪魔になります。

胴縁(どうぶち):壁にボードを張るために、柱に水平に渡した材。

 

そこで、既存の胴縁を一旦撤去しました。

 

柱の上からではなく、柱と柱の間に胴縁を入れ直しました。

 

3尺×10尺の板(さんとうばん)を張りました。大きな構造用合板です。

 

研修として、新入社員の上田も職人に教わりながら作業させていただいています。

 

既存の床もめくりました。

 

床下には木製の束が入れられていましたが、グラグラで何とか耐え忍んでいるような状態でした。

 

鋼製束に差し替え、しっかりと床を支えられるようにしました。

木製束は床下の湿気の影響を受けやすく、腐食したり白蟻が発生したりする場合があります。それに比べて鋼製束は耐久性が高く、床下で高さの調整ができ、メンテナンスが容易というメリットがあります!

 

古くなっていた根太を新しいものに替えます。

 

断熱材を入れます。根太と根太のあいだにぴったり隙間なく詰めることで、断熱効果が十分に発揮されます。

 

断熱材の施工が終わったら、12.5mmの構造用合板を張ります。

ひと昔前は合板なしで直接フローリング材を張るのが一般的だったのですが、それだと床が傷むのが早かったり床鳴りが発生しやすかったりします。なので、合板を張って、フローリング材を面で支えるようにします。

 

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