2018年05月14日 現場中継ブログ

外壁塗装・屋根漆喰補修(担当:宇高)

加西市I様邸はOB様のご実家で、ご縁あって外壁塗装と屋根漆喰工事をさせていただくことになりました。
もともとは訪問販売で来られた他の会社さんで契約しかけていらっしゃったのですが、「その見積もり内容に不安がある」とのことで、ウオハシにご相談くださったのでした。

 

I様邸の外壁は、モルタル下地の上に「セラミック塗装(=スキン塗装)」が施されていました。セラミック塗装は小さな石に塗料を混ぜて吹き付けたもので、表面はザラザラ・ゴツゴツとしています。
I様邸の外壁は年数が経って劣化し、触るとボロボロと剥がれてくる状態でした。

 

足場を組み立てました。

 

お家の側面

塗料等の飛び散りを防ぐために、全体にシートを張っています。

 

バイオ高圧洗浄を行います。外壁の汚れを落とす専用洗剤「バイオクリーナー」を水で希釈します。
薄すぎると効果が十分に発揮されず、濃すぎると植物などに悪影響が及ぶので、定められた用量をきちんと守ります。

 

そうして作った洗浄水で外壁を一気に洗浄します!触るとボロボロ剥がれてくるような脆弱になっているセラミック材も洗い流してしまいます。

 

雨戸も同じように洗浄しました。

 

外塀も汚れが目立っていたので、一緒に洗浄させていただきました。

洗浄後は乾燥のため数日置きます。外壁の表面をしっかり乾かすことで、その後の塗料がしっかり密着するようにします。(しっかり乾燥していないうちに塗料を塗ると、壁の中に残ってしまった水分が太陽光などで膨張し、壁に膨れが出てきてしまいます。)

 

乾燥期間が終わったら、塗装の前にもうひと段階踏みます!
それが外壁塗装でいちばん大事な下地処理です。セラミック塗装の外壁を塗り替えるときは特に気を付けて行わなければいけません。

ひび割れを補修しました。壁を平坦にすることで塗料が壁につきやすくなり、状態が安定します。

 

フィラーで下塗りをしました。

 

フィラーを染みこませてセラミック塗装の下地をしっかり固めるために、通常1回のところ2回下塗りします。

 

次に、セラミシリコンで中塗り。

 

 

最後に上塗りをして塗装完了です。

 

きれいに仕上がっています。

 

カーポートは波板を取り替えるため、足場組み立て前に波板を撤去しました。柱や枠は錆び止めとウレタン塗料で塗装します。

 

雨戸も錆び止めを塗ってからウレタン塗料で塗装します。

 

 

「外壁塗装をし始めてみると、屋根も気になる」とのことで、古くなっていた屋根瓦の漆喰やり替えもしました。

また、「小屋裏の換気口からハチが入り込んで巣を作るので、何とかして塞ぎたい」というご相談もありました。足場を立てるこの機会に、換気口にステンレス網を取り付けてハチ対策を行いました。

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