2018年06月10日 現場中継ブログ

屋根・外壁塗装(担当:宇高)

「築年数が経ち、近所のお家も何軒か塗装しているのでウチもそろそろかな、と思って」とご相談くださいました。
現地調査をした結果、外壁・屋根どちらも塗装時期がきていたので、まとめて塗り替えさせていただくことになりました。

 

K様邸の屋根はセメント瓦。オレンジ色の塗膜がところどころ剥がれてしまっています。

セメント瓦は陶器瓦と見た目が似ていて、重量もあります。ただし陶器瓦と違って、セメント瓦は塗料で着色されているので、長持ちさせるには塗装によるメンテナンスが必要です。塗膜が剥がれてしまうと、セメントが雨水を含んで耐久性が低くなります。

 

足場を立てました。

 

外壁塗装から行います。下塗りで下地の状態を整えてから・・・

 

中塗り・上塗りで仕上げました。すべてベテラン職人による手塗りです。
塗料は「パーフェクトトップ」を使用しました。

 

雨樋・雨戸など付帯部も塗装しました。

 

続いて屋根の塗装です。カラーベストやセメント瓦の屋根専用の塗料「ヤネフレッシュSi」を使います。

 

完成です!

塗膜が剥がれて美観が損なわれていた屋根がピカピカになりました。色も一転!お家の印象ががらっと変わりました!

 

塗装作業が完了したら、隅々まで最終チェックを行うのですが・・・

その際に、白蟻が出てきた跡「もや」が見つかりました。↑写真のぽつんと穴が開いているところです。

 

塗膜を削り、内部の状態を確認しました。白蟻は柱をつたって、ここまで上がってきているようです。

 

白蟻は湿気のある木材が大好物で、家屋に浸入すると柱や土台などを食べます。そうすると構造部分がスカスカになり、お家が弱くなります。もし地震がきたら倒壊のおそれも・・・。
白蟻は一度寄生すると、巣をつくってどんどん数が増えていくので、早期の発見と対処がとても重要です。

今回、塗装工事をする中で発見できたことが幸いでした。
もやの発見後、急きょ防蟻屋が床下をチェック。とりあえず白蟻の形跡があったところだけ処理を行いました。また来週改めて、予防も含めた全体の処理を行う予定です。

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