2018年06月17日 現場中継ブログ

新築工事(担当:魚橋)

高砂市M様邸はハウスメーカーで建てられて、今年で築32年。ご結婚されてからずっと住まわれてきた思い入れ深いお家です。
これまで何度もウオハシで工事させていただいたことがあり、今回は「予算1500万円の1階全面リフォーム」のご相談を承りました。

M様邸はミサワホームの2×4工法(ツーバイフォー)で建てられた既存住宅に、木造軸組工法で15帖ほど増築を行っています。既存部と増築部で工法が違うと、地震のときの家の動き方も違います。動き方が違うと、工法の違う構造体の接点部分に非常に強い力が加わります。この力は構造計算では予測できない応力です。

この構造の問題を解決せずに1500万円かけて中をどれだけ綺麗にしても、見栄えは良くなりますが先々のことを考えると決して良くありません。
そのため、少し予算をプラスして建て替えることをご提案いたしました。M様もご納得くださって、全面リフォームではなく新築を選択されました。

 

 

ご結婚後は1度も引越しされたことがなく、荷物がたくさんあったのですが、無事に仮住まいへお引越しいただきました。M様が大切にされてきた愛着のあるお家、責任を持ってしっかり施工しなければという気持ちを再確認し、いよいよ着工です!

 

M様邸は奥まったところにあり、カーポートの付いた駐車場兼通路の先に建っています。

 

重機が通れるようにカーポートの屋根を一旦撤去します。

 

下はインターロッキングが敷かれていました。

 

重機が通るとインターロッキングがへこむ可能性があるので、養生します。クッションの役割をするゴムのシートを敷いて・・・

 

その上に鉄板を敷きました。

 

解体時に出るホコリやゴミが周りに散るのを防ぐため、お家の四方に足場をたててシートを張ります。この養生シートは遮音性に優れた防音シートなので、工事中の騒音を軽減することもできます。

 

解体作業に入ります。
お家の内部はガラスや畳などを分別しながら、あらかじめ解体・撤去。屋根瓦も先に撤去しました。

 

ここで、ようやく重機を使った解体作業が始まります。
ただやみくもに壊すのではだめで、解体にも技術が必要です。慎重に家屋を崩していきます。

 

廃棄物を運び出し、整地してまっさらな何もない更地になりました!

 

地盤調査を行いました。

 

M様邸の新築工事はまだまだ序盤。引き続き現場の様子をアップしていきますので、宜しくお願いします!

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