2019年01月08日 現場中継ブログ

マンションの配管入れ替え、浴室・キッチンリフォーム(担当:車塚)

 

以前、トイレと洗面所のリフォームをさせていただいた高砂市S様邸。
S様邸は築30年のマンションで、「給水管・給湯管が古くなっているので取り替えたい」と今回ご相談くださいました。

配管の取り替え工事では、水まわり設備を一度取り外して再設置する必要があります。「どうせならこの機会に、前から気になっていたお風呂とキッチンも新しくしたい」とのことで、専有部の配管取り替えと浴室・キッチンの取り替えリフォームをさせていただくことになりました。
リフォーム済みのトイレと洗面化粧台は脱着のみ行います。

 

リフォーム前の廊下です。カーペット敷きの床の下には配管が通っています。

 

床をめくり、古い配管を撤去します。

 

玄関収納の床の下にも配管が通っているので、こちらもめくりました。

 

 

新しい配管をつなぎました。

 

「ヘッダー工法」を用いて配管を接続しました。

 

洗面所の床下点検口(今回新しく取り付けたもの)のところに主管があり、ここからキッチンやお風呂、トイレなどに直接つながっています。

☆ヘッダー工法のおもな利点
継手をほとんど使用しないので、維持管理しやすい。
水栓を開いてからお湯が出てくるまでの待ち時間が従来の工法より短い。

 

次に浴室の入れ替えを行います。洗面所を養生しました。

 

こちらがリフォーム前の浴室です。

 

それを解体しました。

 

新しい配管をつなぎ、システムバスを組み立てました。

 

新しいお風呂が完成しました。LIXILのマンション用システムバス「リノビオV」です。

 

入り口まわりは枠を付けて、このあとクロスで仕上げます。

 

 

続いてキッチンの取り替え工事に取り掛かります。リフォーム前はL型のキッチンが設置されていました。

 

キッチンとダイニングの間仕切り壁は一部開口されています。こちらはそのまま残します。

 

既存のキッチンを解体しました。

 

新しい配管を仕込み、壁の下地を作ります。

 

下地ができあがりました。
壁が一部出っ張っているのは、中に配管が通っているためです。ボコッとしていると見栄えが気になりますが、S様邸ではここを小物置きとして、逆に活用してしまおうというご提案をさせていただきました。どんな風に仕上がったかはまた後ほど!

 

新しいシステムキッチン、LIXIL「シエラ」のI型を取り付けました。

 

シンクの位置はリフォーム前と同じです これまで通り、ご家族とコミュニケーションを取りながら家事をしていただけます。

キッチンまわりの壁にはキッチンパネルを張ったので、水ハネや汚れのお掃除も簡単です。

 

キッチンまわり以外の壁には、レンガ調のクロスを貼りました。

 

床にはテラコッタタイル調のクッションフロアーを貼りました。
南フランスをイメージさせる、あたたかみのあるナチュラルな雰囲気に仕上がりました。奥様好みのテイストで、とっても喜んでいただけました

 

そしてこちらが、配管による壁の厚みを利用した小物置き。

 

調味料のビンを並べたりすると可愛いですね

 

廊下の床下地を補修し、フローリングを張りました。

 

床に養生シートを敷き、最後に壁と天井のクロス貼り替えを行います。

 

ユーチューブにて動画でも紹介させていただきました

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