“動く壁”で間仕切るLDK、ワークスペース・テレビ台・棚の造作 高砂市K様邸(水まわり・内装リフォーム)
水まわり・内装リフォーム(担当:長野)
今日は、前回に続き
高砂市K様邸のリフォームの様子をお見せしていきます!
<高砂市K様邸・これまでの現場ブログ>
リフォーム前のキッチン・ダイニングです。
キッチンはほとんど壁で囲われていました。
「ダイニングや和室にいる家族の様子が見えにくい」
と、奥様は寂しく感じていらっしゃったそうです![]()
キッチン・ダイニングの隣には、押入れ付きの和室がありました。
背の低い襖で間仕切られていて
見通しが悪く、全体が狭く感じられました。
↓それでは工事スタートです↓
既存のキッチンを撤去しました。
構造上必要な柱を残して、
キッチン周りの壁を取り払いました。
壁がなくなると、かなり見通しが良くなりました!
リフォーム前にあったコンロ前の壁も解体。
その分の補強として、梁を新しく入れました。
金物でしっかり取り付けています。
和室も同時進行で工事していきます。
畳を撤去しました。
こちらの押入れは・・・
解体して、一旦なにもない状態に。
ここにはテレビスペースと、パントリー(食品庫)を新しく作ります。
和室の押入れはもともと、
ご主人の洋服などを入れていらっしゃったのですが、
リフォーム前にかなり断捨離されたんだそう。
厳選の末残った物の収納場所は、また別のところに設けます。
それがこちら![]()
ガレージ⇔廊下の通路なのですが、使用頻度は少なめとのことで、
ご主人の仕事着や息子様の制服をかけておけるクローゼットにしてしまいます!
玄関から入ってすぐのところにあるので、
家を出るときや帰宅時の動線も良くなります。
和室⇔キッチン・ダイニングの間仕切りの役割をしていた襖を取って、
周りの壁を一部解体しました。
そして補強のため、壁に筋交いを増やしました。
この筋交いを入れた壁は、LDKの入口近く・キッチンの横にあります。
LDK内の照明や給湯器のスイッチは、ここにまとめて設置。
就寝前や外出前、
全部OFFになっているかチェックするのにとても便利です!
こちらの元和室は、キッチン・ダイニングに取り込んで
LDKの一部にします。
床の高さが同じになるように調整しながら、床の下地を作りました。
断熱材の施工もぬかりなく、びっしりと詰めました。
こちらはダイニング。
エアコンやカーテンレールを取り付ける箇所にベニヤ板を張って、
十分な強度のある壁下地を作りました。
新しいフロア材を張っていきます。
永大の無垢フローリング「プレミアムク」、
オークのホワイト色を使用しました。
オークは木目がはっきりしていて、
ナチュラルなインテリアとの相性が良いです。
ホワイトの床は部屋が明るく見え、さわやかな印象を与えます。
キッチン・ダイニングと元和室の床に、ひと続きにフローリングを張りました。
敷居をなくして、広いワンルームとして使えるようにします!
フローリングを張ったあとは、養生シートを敷いて次の作業に進みます。
ダイニングの隅に作業台を作り付けました。
奥様が手芸やアイロンをするスペースになります。
ダイニングにはテレビ台も作り付けます。
キッチン横の抜くことができない2本の柱は、周りに下地材を張って・・・
棚を作りました。
オープンキッチンはまめに片付けをしておかないと
生活感が丸見えになる・・・というデメリットがありますが、
この棚が程良い目隠しになります。
新しいシステムキッチンを取り付けました。
クリナップ「クリンレディ」、フルフラットの対面型です。
背面にはお揃いのカップボードを設置しました。
和室の襖が付いていたところに、引き戸用の枠を取り付けました。
引き戸は、3枚の連動式![]()
足元にはレールの代わりにマグネットピンが付いていて、
パネルのふれを抑えます。
☆普段は、扉を開放して大きなワンルームに
☆来客時は、扉を閉めて2間に
などといった使い方ができます!
窓際には室内用物干し「ホスクリーン」のスポット型を取り付けました。
ポールは脱着式で、使わないときも邪魔にならない優れものです。
↑ポール装着の様子。ほんの数秒でできます!
もともと押入れのあったところに、造作のテレビ台を付けました。
横幅いっぱいいっぱいのピッタリサイズ。
K様はDVD類を沢山お持ちで、その収納に活躍するはずです。
既製品だと、こうピッタリはまるものはなかなか出合えませんよね。
変に隙間ができたり、部屋に馴染まない色だったり・・・
そういったことがないのが
造作の1番のメリットです![]()
長くなってしまったので、
続きはまた次回のブログに持ち越します![]()
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

































































