2019年06月14日 現場中継ブログ

外壁塗装・屋根葺き替え(担当:森多)

 

築30年の一戸建てにお住まいの加古川市S様。

 

イベントにご来場、

「外壁の汚れが気になる。雨漏りしている跡がある」

とご相談くださいました。

 

 

 

実際にお家を見に行かせていただいたところ、

↓下記のような状態でした。

 

 

 

【外壁】

塗装した会社オリジナルの、砂状の吹き付け仕上げでした。

 

〇見受けられた劣化症状

・コケや汚れの付着

・色あせ

・外壁表面がモロモロしていて、触ると取れてくる。

・水をかけるとジワジワと染み込んでいく。(=防水性が十分ではない。)

 

 

「“30年持つ”と言われて、12~13年前に塗装した」とのことでしたが、

もう既にメンテナンスが必要な状態になっていました。

 

下地処理をしっかり行ってから

塗装工事をさせていただくことになりました。

 

 

 

 

 

【屋根】

土葺きの瓦屋根でした。

 

〇見受けられた劣化症状

・雨漏りしている。

 

 

屋根裏に入ってどこから漏れているのか調べたのですが、

はっきりと特定できませんでした。

 

築年数からして、今回屋根の一部を補修しても

また近いうちに不具合が出ると思われました。

 

不安を抱えながら補修を繰り返していくよりも、

いま全体を葺き替えたほうが安心です。

また、何度も補修するとなったら費用がかさみ、

葺き替えするのと大差なくなってしまいます。

 

そのため、屋根の葺き替え工事を

させていただくことになりました。

 

 

 

足場を組み立てました。

 

 

 

既存の屋根を撤去しました。

 

 

 

合板を張って防水材「ゴムアスファルトルーフィング」を葺き、

下地から作り直しました。

 

 

 

荷揚げリフトを使って、新しい瓦を屋根の上に運びました。

新しい瓦は栄四郎瓦の「ローマン LL40」です。

 

 

 

「ローマン LL40」は耐風性・耐震性に優れた防災瓦。

瓦と瓦が嚙み合って、

災害時の瓦のズレや破損、脱落を防ぎます。

 

 

 

新しい瓦を葺きました。

 

 

 

バイオ高圧洗浄で、広範囲に付着していたコケや汚れをきれいに落としました。

 

 

ひび割れはコーキング処理ではなく、

Uカット処理という方法で補修しました。

 

コーキングだけで補修すると、外壁が収縮してひびが開いたときに

コーキングがプチッと裂ける恐れがあるためです。

 

割れに沿って外壁をU形にカットしたあと、

モルタルを塗ってひび割れを元から完全になくしました。

 

 

 

その後、浸透性・固着性の高いカチオンシーラーを塗って

下地をしっかり補強してから、通常の3回塗りを行いました。

 

下塗りには日本ペイント「パーフェクトフィラー」、

中塗り・上塗りには「パーフェクトトップ」を使用しました。

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