上棟、屋根・外壁工事、バルコニー防水工事 【構造見学会ご予約受付中です】 加古川市O様邸(木造軸組工法一戸建ての新築工事③)
新築工事③(担当:魚橋)
新築工事中の加古川市O様邸。
今日のブログでは上棟、外装工事の様子をお見せします!
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上棟日は、大人数の大工さんが丸一日かけて
お家の柱から屋根まで一気に建て上げていきます!
前日に足場を組み立て、翌日の朝早くから作業を開始します!
1階の柱を土台の上に立てていきます。
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柱の次は、梁を組みました。
1階の梁よりも高く出ている柱は、通し柱です。
土台から軒桁まで継ぎ目のない長い柱のことです。
2階の床板を張り、柱と梁を組み上げました。
こちらはバルコニーになるところです。
2階の天井部の梁から上に小屋組を作りました。
屋根の一番高い位置に棟木を設置すれば、上棟完了です。
上棟は「建物の骨組みが完成した!」という
工事の大きな節目になります。
屋根に野地板を張りました。
構造部分がむき出しなので、
雨が降ると木材が水分を吸水してしまい、あまり良くありません。
そのため、内装工事より屋根の防水や外壁工事を優先して進めていきます。
↓ ↓ ↓
外壁に構造用合板を張りました。
屋根に防水シートを葺きました。
その上に屋根の仕上げ材を葺きました。
ガルバリウム鋼板という金属屋根材を使用しました。
外壁に透湿防水シートを張りました。
バルコニーにプライマーを塗りました。
下地と防水塗料の密着を高めて、下地への吸収を抑えるための下塗り作業です。
防水塗料を塗りました。
バルコニーは屋根ほど大きな傾斜は付けられないので、
雨水が溜まりやすい場所です。
床だけでなく、腰壁の下部にもしっかり防水塗装を施しました。
バルコニーの腰壁に防水シートを被せました。
角には、防水用のプラスチックの部材(ピンク色のもの)を取り付けました。
この角の部分は1番水が入りやすい箇所です。
ひと昔前までは角もいっしょに防水シートを被せていたのですが、
どうしてもキワから水が入りやすく、雨漏りの原因になっていました。
そのため、現在ではこのような工法が取り入れられ、
防水性がアップしました!
↓最後にお知らせです
O様のご厚意により、O様邸の「住宅構造見学会」を
開催させていただけることになりました!
6月末に上棟済みのため、構造部を見られる期間は残りわずかです。
ぜひお早めにお問合せくださいませ。
(完全予約制)