【増築部のブロック基礎工事・建て方】申請不要の10㎡以下の増築 高砂市T様邸(築50年一戸建て、よこ増築を含む内外装リフォーム②)
よこ増築を含む内外装リフォーム②(担当:長野)
増築を含むリフォームをさせていただいている高砂市T様邸。
今日は、増築部の基礎工事・木工事・建て方と
浴室・洗面所・トイレの下地工事・設備機器取り付け
の様子をお伝えしていきます!
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外部収納を壊して空いたスペースにブロック基礎を作っていきます。
増築部は確認申請が不要な10平方メートル以下の広さです。
ブロックの上に土台を設置しました。
使用する木材は大工がひとつひとつ加工しました。
新築や大規模なリフォームなど
大量に木材が要るときはプレカット工場に依頼するのですが、
今回はそこまでの量ではないので手作業で行いました。
↑再生ボタン【▶】を押して動画でご覧ください。
これから立てる柱を受けるのと、
雨仕舞いにブルーシートを掛けるため
仮の横木を取り付けました。
浴室の木部は腐っているところがありました。
撤去してきれいにやり替えます。
梁を設置する位置を確認して、墨出しをしました。
「墨出し」とは、
工事の基準となる線を構造体などにしるすことをいいます。
土台の上に柱を立てました。
梁や筋交いを取り付けました。
↑こちらは勝手口を取り付けるところです。
勝手口のサイズに合わせて間柱を入れました。
まだ使えるところは残して、腐っていた木部を入れ替えました。
構造金物を取り付けました。
柱や梁の接合部を補強したり、
脱落を防止したりするためのものです。
サッシを取り付け、
壁の外側に透湿・防水・防風シートを張りました。
↑勝手口です。
これまではダイニング・キッチンに勝手口がありましたが、
リフォーム後は洗面所の中になります。
側面には小窓を付けました。
浴室の窓になります。
増築部の屋根を作っていきます。
野地板を張りました。
瓦を葺きました。
母屋の屋根を延長するような形で、きれいに仕上がりました。
こうしてみると、どこからが増築部の屋根なのか
見分けがつかないくらいですね。
システムバスを取り付けました。
入り口に折り戸を取り付けました。
洗面所の下地を作りました。
洗面化粧台、ブレーカー、
天井に点検口を取り付けました。
洗面化粧台はLIXIL「ピアラ」です。
トイレの下地を作りました。
壁や床には断熱材を詰めました。
LIXILのトイレ「アメージュZ」を取り付けました。
壁はクロス、床はクッションフロアで仕上げました。
トイレの入り口には開き戸を取り付けました。
リフォーム前は洗面台が妨げになって、
トイレの戸を全開することができなかったのですが、
今回の間取り変更で十分な余裕ができ、
人や物に戸をぶつける心配なくお使いいただけるようになりました!
リフォーム前の玄関です。
壁や床を解体して、
間取りを変えて新しい下地を作りました。
もともとトイレがあったところの一部が空くので、
玄関収納を造作します。
次回のブログでは
〇キッチン・ダイニング・リビングの工事
〇外部の仕上げ工事
などの様子をアップします!