2つめのLDKを洗面台のある洋室に変更、市松模様のクロスで武家屋敷風に 高砂市K様邸(元2世帯住宅のLDKリフォーム)
元2世帯住宅のLDKリフォーム(担当:宇高)
<高砂市K様邸・これまでの現場ブログ>1つめのLDK解体~下地工事 LDK完成
高砂市K様邸の2期工事が始まりました。もうひとつのDKとリビングをそれぞれ洋室に変更します。
DKとリビングは壁と引き戸で仕切られていました。
キッチンはブロックキッチンで、壁にはタイルが貼られていました。
そしてキッチンの横には洗面化粧台が設置されていました。
着工!まずはじめに既存のキッチンを撤去しました。
キッチンの壁のタイルを剥がし、壁を解体しました。
間仕切り壁を取り払いました。
天井も解体しました。
床をめくりました。
束の数箇所に蟻道が見つかりました。蟻道(ぎどう)は光や乾燥を嫌うシロアリが土などで作ったトンネルです。
まだ柱までは登ってきていないようで、束だけ被害に遭っていたので、鋼製束に差し替えてシロアリが上がってこられないようにしました。土全面への防蟻処理も行います。
床にベニヤ板を張り、間仕切り壁の下地も新しく作ります。
天井下地を組みました。
室内用物干し「ホスクリーン」を取り付けるための下地を仕込みました。
天井にボードを張って、天井の下地ができあがりました。
床にフローリング材を張りました。
新しいフローリングを保護するために、床に養生シートを敷き詰めてから次の工程にうつります。
壁にボードを張りました。
洗面化粧台を設置するところには化粧パネルを。水ハネから壁を守り、お掃除がしやすくなります。
キッチンの出窓にはステンレスが張ってありましたが、水まわりではなく普通の居室に変えるので撤去しました。新しくキッチンパネルを張ります。
廊下も同じように下地を作り直しました。
階段はリフォームしないのですが、廊下と壁・天井が繋がっているので、見栄え良く仕上がるところで区切って下地工事をしました。
DKの入り口にはもともとアコーディオンカーテンが付いていましたが、アウトセットの引き戸に変更するため枠を取り付けました。
壁・天井の下地にパテを塗りました。
天井にクロスを貼ります。
壁にもクロスを貼りました。ご夫婦でじっくり話し合われて、「せっかくリフォームするのだから少し変わった感じにしたい」と選ばれたそうです。
もとDKには薄いグリーンのクロス、もとリビングには黒の市松模様のクロスをアクセントに取り入れました。上品な市松模様のクロスは「武家屋敷みたいやなぁ」と、ご主人がとても気に入ってくださいました。
クロスの色柄によって、部屋ごとに違う雰囲気が楽しめます。
洗面台と木製のミラーキャビネットを取り付けました。お施主様支給のかわいい洗面台です。
廊下にはブルーのクロスを貼りました。廊下と壁を区切るために打った見切り材は引き締め効果もあります。
勝手口横にはリフォーム前からシンプルなニッチ(増築時に窓をふさいだ跡を利用したもの)があり、ちょっとした物を置くのに使われていました。この機会に、棚板を付けるなどして綺麗にすることに。
クロスを貼って完成です。インテリアの一部となるおしゃれなニッチに生まれ変わりました。
リフォーム前のトイレです。床と腰壁はタイル仕上げでした。
解体しました。
下地を作って、床にクッションフロアーを貼りました。
壁と天井にはクロスを貼りました。
前のブログに書いた、西日の入る窓。
少しでも暑さ・眩しさをやわらげられるようにと波板のヒサシを取り付けていらっしゃったのですが、今回窓を塞ぎ不要になったので撤去しました。