2018年08月01日 現場中継ブログ

新築工事(担当:魚橋)

<高砂市M様邸・これまでの現場ブログ>解体~地盤調査

地盤調査が終わり、地盤改良が必要なことが判りました。M様邸では「柱状改良」という一般的な工法をとります。

 

柱状改良(ちゅうじょうかいりょう)は、土の中にコンクリートの柱を造る方法です。
柱を硬い地盤まで到達させて、その硬い地盤で支えます。さらに柱と柱のまわりの土による摩擦力も加わり、建物の荷重を支える構造になります。

 

建物の位置を確認して、線を引きました。

 

重機が到着しました!

 

ぐるぐると渦の形をしている撹拌装置で、地面に丸い穴を掘っていきます。このとき撹拌装置の先端からセメントミルクを注入、削った土を利用してコンクリートの柱を地中に作ります。

 

硬い地盤のある深さまで到達しているか?どれくらいの回転数で撹拌されているか?などは、専用機器で測定、しっかり管理されています。

 

完了後は、コンクリートが固まるまで日を置きます。

 

基礎を作る場所に白線を引きました。

 

防湿シートを敷いた上に捨てコンクリートを打設しました。

 

その上に鉄筋を組んでいきます。

 

建物の真下部分すべてを鉄筋コンクリートを用いた基礎で施工する「べた基礎」を採用しています。

 

基礎配筋工事が完了したら、第三者による配筋検査を行います。

 

住宅検査機関に依頼し、設計図通りに配筋工事ができているかチェックしてもらいます。チェックポイントは設計図通りの位置、ピッチ(鉄筋同士の間隔)、鉄筋の直径、歪みがないかといった点です。

 

検査をクリアーしたら、基礎の底盤部分にコンクリートを打設。

 

表面を滑らかにする均し作業を行いました。

 

次に基礎の立ち上がり部分を作ります。型枠を設置してコンクリートを流しました。

 

しばらく養生期間を置いて、コンクリートが固まってから型枠を撤去しました。

 

立ち上がり部分から出ている鉄筋は「アンカーボルト」です。このあと土台を取り付けるのに必要になってきます。

 

 

これで基礎工事は終わりです。

 

続いて配管工事を行います。設備屋が水道の配管や雨水の配管を事前に仕込みました。

 

↑ここがお風呂と洗面所になる場所です。

 

↑こちらがトイレ。

 

次の工程は土台敷きです。基礎の高さを測りました(たとえばA点とB点ではAのほうが1mm高い、ということを調べています)。

 

土台敷きに使用する木材が搬入されました。

 

あらかじめプレカット工場で加工された土台や大引きを、基礎コンクリートの上に設置していきます。

 

木材には平仮名+数字が印字されていて、プレカット図と照らし合わせて設置する位置を確認します。

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