ペフシートで防音・ボードディフェンスで防腐防蟻　加古川市N様邸（増築部の改修・水廻りリフォーム）

Renovation

加古川市N様邸の全面リフォーム
今日は、外部（屋根と外壁）と内部（床や壁）合わせてお伝えします
その前に、前回の現場中継ブログをまだ読まれていない方は↓こちらをチェックしてください
　鉄骨製の増築部の解体

ペフシートと金属屋根

屋根は防水のための下葺き材「カッパ」（左の写真）と、防音・断熱の役割がある「ペフシート」（右の写真に写っているロール状のものです）を施工しました。
ペフシートは、クッション性があって衝撃を吸収してくれます。
Ｎ様邸の増築部は「ガルバニウム鋼板」という金属屋根材で仕上げるのですが、このおかげで雨音が緩和されます。
（最近の金属屋根は性能が良いので、ペフシートなしでも十分快適に暮らせます）

「瓦棒」という部材も新しくして、雨や風に強い屋根になりました

プリント鉄板の外壁

外壁も金属製のものを使用しています。
母屋と並んでいて違和感のないようにと、木調のプリントがされた鉄板です。
下には防水材も張っています。

床の造作

それでは、内部の様子です
既存の床はすっかり撤去しました。
床下の赤いものは竹炭。湿気対策にとＮ様が置かれたそうです。

下地の枠を組んでいきます。
木材は防腐・防虫・防蟻剤「ボードディフェンス」を施します。
「ボードディフェンス」はホウ酸塩でできているため、シックハウスの恐れがありません。
効果も約１０年間持続
湿気に悩まされていたＮ様にも安心していただくことができます

その後、床下地を張ってサッシを取り付けました。
とても大きな窓枠で、明るく開放的なお部屋になりそうですね

壁の造作

壁も、床と同じように下地を作っていきます。
↑胴縁（どうぶち：柱と柱の間に水平に渡す横木）を施工しているところ。
これから断熱材を入れていき、ボードでふたをして下地が完成です