壁の下地工事 加古郡A様邸(築200年の古民家リノベーション)
築200年の古民家リノベーション(担当)森多
これまでの現場ブログ・・・足場組立・瓦撤去 土の撤去 下地工事 下屋根葺き いぶし瓦に葺き替え・天窓「スカイシアター」設置 牛小屋の解体 応接間とキッチンの解体 仮設浴室を設置、補強梁・耐力壁で地震に強いお家 床の下地工事、断熱材を入れて暖かいお家に
加古郡A様邸、壁の下地を作っています。
柱と柱のあいだに斜めに入っているのは「筋交い」です。
A様邸は築200年ということで、耐震に関しては特に力を入れています。
こちらには嵌め殺しの木製建具が作りつけられています。
嵌め殺し(はめごろし)・・・開け閉めのできないように作られているもの。採光目的の窓や障子などがあります。
「ここは残しておきたい」というA様のご要望に沿って、裏側だけ解体、筋交いで補強しました。
この横には、リフォーム前より高さのある引き違い戸を取り付けます。
以前の戸は高さがあまりなく、背の高い人だと頭がぶつかってしまうほどでした。
↑リビング(元・応接室)。
幅の広い扉が2枚付いていたのを、高さのある片引き戸+壁に変更します。
その「+壁」になる部分が、写真手前の壁下地です。
↑キッチン横のサッシ。
勝手口も窓も、すでに新しいものが入れてあります。
そこに、窓枠を固定するための下地を作りました。
前回のブログでご紹介したこちらの梁。
真っ黒だったのを削って、自然な色合いになりました。
イベント情報
3月4日(土)・5日(日)、加古川市民会館にてリフォームイベントを開催します。
キッチン・お風呂・洗面所・トイレなど展示品多数!
ご来場プレゼントやガラガラ抽選会などもご用意しております。
ぜひお越しください!