腰窓を掃出し窓に変更、基礎パッキンと土台取り付け 高砂市・株式会社ウオハシ事務所(増築リフォーム)
増築リフォーム(担当:里吉)
<ウオハシ事務所・これまでの現場ブログ>基礎工事
出入り口付近の増築工事のため、工事のあいだは唯一のドアが使えなくなります。
そこで腰窓を掃出し窓に入れ替えて、とりあえずの出入り口にします。
事務所内にホコリが広がるのを防ぐため、ブルーシートなどで養生しました。
↑大工の渡辺さんがいるところの窓が、今回入れ替える窓です!
まずガラスと網戸を外します。
次は外からのアプローチ!
外壁材の板金を外すと、透湿防水シートが出てきました。
さらにめくると、断熱材「セルロースファイバー」がぎっしり詰まっています。すべて撤去してしまいます。
木下地が出てきました。
↑こちらが新しく入れる掃出し窓の枠です。
その掃出し窓のサイズに合わせて、壁をカットします。
壁を取り払いました!
ぴったりサッシが入るように、大きさの微調整をします。
掃出し窓を取り付けました!
事務所の中から↑
自然光がよく入り、以前より明るくなりました。
断熱性の高いペアガラスです。
次の日。じゅうぶんに乾燥させておいたブロック基礎の上に土台を作っていきます。
換気のための基礎パッキンをブロック基礎の長さに合わせてカットしました。
パッキンの上に設置する土台も、ブロック基礎に合わせて加工します。
今は新築の場合は、木材を工場にてあらかじめ機械で加工して、現場ではほぼ組み立てるだけという「プレカット」が一般的です。
しかし、このくらいの規模のリフォームだと工場に発注をかけていられないので、現場で大工が加工します。
土台に使用する木材はヒノキ。腐りにくく、土台にぴったりの素材です。
香りが良く、加工中はプンプン匂います。アロマでも「ヒノキの香り」は人気ですよね。
アンカーボルトに合わせて穴を開け、金具を取り付けます。
↑貫通した丸い穴を開けた道具です。
↑土台を基礎に固定する金具です。
加工した土台がぴったりはまりました!
金具を取り付けました。
土台の取り付け完了です!
次は、このような印をつけて・・・
その通りに掘ります!
こちらは柱を立てるための窪みです。