赤い町並み
前回に引き続きの投稿です。岡山に1泊して、翌日は岡山県の高梁市(たかはし)にある吹屋ふるさと村を観光してきました。
山道をしばらく走っていると、赤い町並みが現れます。
ここは昔銅山で栄え、そこからベンガラとよばれる赤い染料を作り出して磁器等の美術工芸品や神社仏閣にその赤い色が使われていたそうです。そのベンガラで着色した建材を使った古い町並みこの一帯に残っており、なんとも珍しい光景となっています。
壁だけでなく屋根まで赤っぽい色で、青空とのコントラストが美しいです。
お昼はこの場所を知るきっかけとなった、NHKの「ふるカフェ系ハルさんの休日」でも取り上げられていた、cafe燈さんのランチを頂きました。
そしてもうひとつのお目当てだった佐藤紅(さとうべに)商店へ。吹屋の赤い街並みを生かした特産品をつくりたいというところから生まれた、唐辛子を使った香辛料などを取り扱ってるお店です。店の外にも真っ赤な唐辛子が並んでいます。
これは紅だるまという唐辛子入りの柚子胡椒で、松田家では鍋の引き立て役として欠かせないものです。吹屋まで行かないと買えない粗挽きもゲットです。 パッケージもかわいらしいです。
今は廃校となっている、旧吹屋小学校も非常に見ごたえがありました。中に入って見学もできます。
このように狭いエリアに魅力的な建物、お店、土産物がたくさんあり、たどり着くまでの道のりは中々大変ですが、行ってよかったと心から思える素敵な場所でした。