本から学ぶこと
今日もブログをお読み頂きありがとうございます。
久しぶりに本のご紹介をしたいと思います。社労士の川島先生が感動して泣いちゃったと言われた本でそれなら是非貸してくださいとお借りした本です。
この本はテレビでも何度か放映されている方のもので、江戸時代から250年もの間続く{徒弟制度}を取り入れているある木工会社の社長がかかれており、社内で新入社員を入れられて8年間みっちり育てられ他の会社へ転職若しくは起業独立をしてもらうという丁稚制度をしかれている内容の本です。昔でいう商店主を育てる育成制度を実際に行われている会社さんです。私自身学生時代4年間寮生活の経験があるのでなんか初めは興味深くというかあまり楽しい思い出は私自身もなく同じような世界が実際あるんだなーと思いながら読み始めました。ただ学生時代と違い実際人を育てている立場として読み込んでいく間に経営者(指導者)となるべく方の考え方や行動その他平素からの思いなど読めば読むほどその考え方の深さに取り込まれていきました。実際私も寮生活の経験者としてテレビなどもちろんなく、当時は携帯もなく門限等縛りの強いプライベートも何もない中での生活はそれまでの親元でのぬるま湯状態の生活とは違ってこの先社会人として大海原へと飛び出すための力、知恵、協調性そして根性など養われる最高の場所であったに違いないと私は思います。それと同じではないかもしれませんがこの秋山木工での4年間の縛りのあるプライベートもない生活はこの新人の方たちのこれからの社会生活に間違いなく力となり、情報となりそして障壁を超えるための方法を教えてくれる大事な時間であることは間違いないと思えました。
最近は大分本を読む習慣ができ、この本もすんなりと読みやすい本だと思います。皆様も是非読んでみてください。