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断熱材「セルロースファイバー」で騒音対策・格子付きのおしゃれな階段 加古川市H様邸（一戸建て、フルリノベーション）④
フルリノベーション④（担当：森多）
加古川市H様邸のスケルトンリフォーム、
第４回目の現場ブログです。
・セルロースファイバーの施工
・下地工事
の様子をお見せしていきます！
【加古川市H様邸・これまでの現場ブログ】
壁に不織布を張り、その中に
断熱材「セルロースファイバー」
を充填しました。
セルロースファイバーは天然の木質繊維。
断熱性はもちろんのこと、
防音性や調湿性にも優れた素材です。
従来の断熱材「グラスウール」などの
無機繊維を顕微鏡で見ると…
均一な太さで、硬い針のような形状をしています。
こちらはセルロースファイバー。
従来の断熱材とは全く違って、
様々な太さ・形の繊維が絡み合っています。
この繊維の絡み合いが空気の層をつくります。
１本１本の繊維の中にも
自然の空気胞が存在していて、
これがより一層、熱や音を伝えにくくするのです。
増築した部分の壁にも
セルロースファイバーを施工します。
従来の断熱材では敷き込みによる施工でした。
セルロースファイバーは、
綿状にしたものを吹き込んで施工します。
（ブローイング工法）
壁の中にみっちり詰まった状態になるので、
熱や音の逃げる隙間ができません。
これも高い断熱性・防音性をもつ所以です。
H様は道路を通るトラックなどの騒音に
悩んでいらっしゃったので、
セルロースファイバーをご提案いたしました。
１階部分も２階部分も、
外部に接している壁すべてに施工して
家全体をまるっと
断熱層で包み込みました！
１階の天井・壁の骨組みを作りました。
浴室スペースにシステムバスを取り付けました。
TOTO「サザナ」です。
ジェットバスのオプションを付け、
ゆっくりバスタイムを楽しめるようになりました。
右側のスペースはトイレ、
左側はお風呂に続く通路兼脱衣所です。
壁・床の下地を作りました。
LDKの天井下地もできあがりました。
リフォーム前に階段があったところは、
塞がずに開口したまま。
明かり採りのために、あることをします…！！
新しい階段を造作しました。
階段下は収納として使っていただけるようにします。
階段に格子を付けます。
取り付け完了です。
格子は目隠しになり、安全性もアップ！
また、何と言っても見た目がおしゃれです。
最後に塗装して仕上げます。
玄関ホールの壁下地を作りました。
キッチンとの間仕切りになっている壁には、
ガラスブロックを埋め込むための枠を
取り付けました。
洗面所にTOTOの病院用流し（SK106）
を取り付けました。
「飼っている犬を洗うのにも使いたい」
と希望されていたので、
ボウルが広く、シンク底がフラットなこちら
を採用しました。
SK106は病院の診察室・処置室などで
使われている流し台なのですが、
最近では「ペットのお風呂として使いたい」
「個性を出せる造作の洗面台にしたい」
といった方を中心に、じわじわ人気が出てきています！
リフォーム前の階段を撤去したあと
穴が開いたままにしていたところに、
FRP製グレーチングをはめ込みました。
グレーチングとは、
道路の排水溝などに使われている
格子状のフタのことです。
２階から見るとこんな感じです↑
ちょうどベランダの掃き出し窓のすぐ横なので、
自然光がここを通って
リビングまでたっぷり届きます。
これが先ほど書いた
「明かり採りのためのあること」です。
グレーチングだけだとアミアミで
上を歩くと足裏が痛くなってしまうので、
上に５ｍｍのポリカーボネート板を貼っています。
そして、既存の梁にダイノックシートを貼りました。
ダイノックシートは
リアルな質感が特長の化粧フィルムです。
耐久性に優れており、美しさが長持ちします。
リビングの露出させた梁にも
お揃いのダイノックシートを貼りました。
加古川市H様邸の現場ブログ、
次が最終回になります。
ほぼ完成した状態をお見せしていきますので、
ぜひチェックしてくださいね！
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