【スケルトンリフォーム完成】LDKの横に茶室のような和の空間 加古川市H様邸(一戸建て、フルリノベーション)⑤
フルリノベーション⑤(担当:森多)
加古川市H様邸のスケルトンリフォーム、
第5回目の現場ブログです。
いよいよ、これが最終回です!
・内装の仕上げ工事
・完成したお家内部
の様子をお見せしていきます!
【加古川市H様邸・これまでの現場ブログ】
脱衣所の壁にエコカラットを貼りました。
エコカラットは、LIXILの内装壁材。
珪藻土の約6倍の調湿性があり、
カビやダニの繁殖を抑制してくれます。
また、ペットやたばこなど嫌なニオイ・
ホルムアルデヒドなどの有害物質の低減効果も!
リフォームやDIYで取り入れる方が
最近増えてきている人気の建材です。
LDKのテレビコーナーの壁にも
エコカラットを貼りました。
立体的なデザインで高級感があります。
システムキッチンを取り付けました。
キッチンまわりの壁には
化粧パネルを貼って、
お掃除しやすいようにしました。
LDKの入り口に引き戸を取り付けました。
玄関ホールのすぐ横がLDKになっており、
1階には廊下がない間取りです。
LDKのクロス工事が完了しました。
ここまで来ると
完成まであと少しです!!
残りの細かい工事や
奥の和室の内装工事を進めていきます。
キッチンの前面の壁に
ガラスブロックを埋め込みました。
キッチンの向こう側は玄関ホールなので、
お料理中でも
家族の帰宅がすぐにわかります。
LDK内のこちらの収納は、
扉の裏側を加工して鏡を取り付けました。
実はこの鏡、
奥様の嫁入り道具のドレッサーに
付いていたものなんです!
テレビコーナーに設置した
こちらのカウンターも、
嫁入り道具のタンスの一部から作りました。
大きくて重い嫁入り家具は場所を取りますし、
地震のときに危ないという問題もあります。
しかし、
親に買ってもらって思い入れがあるから
なかなか捨てられない…
という方は少なくありません。
H様も「リフォームするこの機会に処分したいけど…」
と考えていらっしゃったので、
このように家具の一部を新しいお家に取り入れること
をご提案しました。
思い出は残しつつ、
物を減らして空間をすっきりさせる
ことができました。
リフォーム前に階段がかかっていたところです。
掃き出し窓と、この採光部のおかげで
昼間は電気がいらないほど明るいLDKになりました。
トイレはパナソニック「アラウーノSⅡ」
を取り付けました。
タンクレスですっきりとした見た目に。
洗面台はTOTOの病院用流しを取り付け、
カウンターを造作しました。
玄関ドアは引き戸に取り替えました。
また、防犯カメラ・人感センサー付きの
インターフォンの取り付けも行いました。
LDK内にある階段。
邪魔にならない位置に移設し、
以前よりも傾斜をゆるやかに作りました。
2階の廊下。
もともと階段がかかっていたところです。
しっかり強度を持たせているので、
上を歩いても物を置いても大丈夫!
掃き出し窓からはベランダに出られます。
2階の洋室3つ。
どの部屋も内装を一新して綺麗になりました。
LDKの奥にある4畳半の和室に畳を敷きました。
H様のご希望で、風車の形の敷き方です。
半分の畳を真ん中に置く、こういった畳の敷き方は、
左まわり(卍)だと「切腹の間」になります。
昔、武士が切腹するために使用した間取りで、
縁起が悪いと言われています。
しかし、同じような風車の形でも、
卍とは逆方向に畳を敷くと「茶室の間」になります。
H様邸ではもちろん、
右まわりの「茶室の間」の敷き方を採用しました。
※切腹の間については
地域によって考え方・説が異なります。
和室の入り口に
4枚の格子戸を取り付けました。
階段に付けた格子同様、
建具職人が手作りして塗装したものです。
格子の一部は上下に動かすことが可能で、
畳に座ったときに目線の高さになるところを
開けることができます。
雪見障子のようなイメージです。
和の雰囲気が味わえる、
茶室のような空間ができあがりました。
格子にはガラス等を入れていないので、
直線状にある【和室の腰窓】⇔【LDKの掃き出し窓】
の通気がスムーズ。
風に光に、自然の恵みを感じられるお家
になりました。
古く、不便なところが出てきたお家を
ポンと建て替えるのではなく、
愛着や思い出のある部分は残してリノベーション。
+αのアイディアや工夫を盛り込むことで、
快適に暮らせるようお家になりました。
H様にも大変喜んでいただくことができました。
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