2025年08月19日 スタッフブログ

今回の夏季休暇を利用して、いつかやろうと思って放置していた自宅の土間の壁しっくい塗りを行いました。

施工前の写真です。以前リノベーションした時に自分たちで漆喰を塗る予定にしていたので、石膏ボードの壁にパテ処理を行い、巾木もあらかじめ施工してもらってる状態です。

まずは物をいろいろ置けるように、そして傷や汚れ防止対策として腰壁を貼っていきます。今回は施工のしやすさを考えて床用のフロアタイルを巾木に添わせる感じで壁に貼っていきました。施工するのに床用の糊を使用しています。

 

フロアタイルは厚みも2、3ミリぐらいでカッターで切れ目を入れるとパキッと折ることもできるので施工がしやすいです。壁の入隅やコンセント周りは多少苦労しました。

 

フロアタイルとの境目にステンレス見切りを入れました。

今回は壁に自転車用の壁掛けスタンドを付けたかったので、事前に石膏ボードをくりぬいて、重さに耐えるよう厚みのある下地材を入れています。

 

 

壁かけスタンドのビス位置を決めて腰壁、天井の廻り縁、窓周り、土間の床等を養生していきます。仕上がりに影響する重要な作業です。

 

スイッチパネルのカバーも外して養生。

しっくいは、【漆喰うま~くヌレール】という商品を使用しました。従来のしっくいのように水で練り混ぜる必要がなく、ペースト状のしっくいなので、粉が飛散することもありません。作業していると結構手が疲れるので、コテ板と左官コテはなるべく軽量なプラスチック製がおすすめです。しっくいをコテ板にすくってのせてから軽く混ぜる必要があるので、しゃもじがあれば便利です。

角をきれいに仕上げるのに細いヘラやコーナー用のコテがあると便利です。

 

しっくいは二度塗りする必要があるので、一度塗りの時は多少のかすれは気にせず、厚塗りになりすぎないように、固まりを残さないように施工します。

左官コテとコテ板に付着したしっくいがだんだん固着して作業効率が落ちるので、こまめに掃除しながら塗っていくのもポイントです。

乾燥した後に二度塗りすればかすりも消えて、このように仕上がります。

 

職人さんが仕上げるような風合いはとても出せないので、とにかく平たく仕上げることを心掛けましたが、それっぽい感じは出てると思います。養生を外し、清掃して完了です。

 

念願の自転車壁掛け収納。浮かせる収納にしたことで土間スペースにも余裕が生まれます。

 

庭の手入れ用の道具類も壁掛けに

 

施工後の様子です。あきらかに違いが実感でき、達成感もあります。

 

ウオハシのお客様にもしっくい塗りを自分でされている方を時々お見掛けします。しっくい塗りは、手間もかかるしはっきり言って想像以上の重労働ですが、部屋の見た目も明るくなるし、納得いく仕上がりになればより自宅に愛着はでてくると思います。クロスやベニヤ板、土壁などにも上塗りできますし、しっくいには消臭効果やカビ防止、湿度を調整してくれる効果もあるようです。

 

余談ですが、今回はせっこうボード壁に仕上げ用のしっくいのみで施工しましたが、壁材の種類によって下塗り用のしっくいを施工してから仕上げ用を塗るという作業が必要になります。以前プリント合板の壁に仕上げ用しっくいで施工したのですが、下塗り用を使用しなかったため、後日ヒビが広がり、浮いてくるという事態になり、結局全て剥がしてからやり直すということになったので、壁材によって注意が必要です。

 

しっくいに興味はある。やってはみたいけど失敗したくないし、、、と思われている方もいらっしゃると思います。先ほど紹介した、

漆喰うま~くヌレールのホームページにも施工に関する情報は紹介されていますし、各地のホームセンターを巡回してしっくい施工させてもらえる体験ブースもあったりするので、興味ある方はホームページをチェックしてみてください。私も実際にホームセンターで体験させてもらってから自宅の施工をしました。

今後も自宅のDIYをすすめていきたいので、また動きがあればブログで報告させていただきます。

 

 

  • 執筆者 : 松田
  • 松田
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