自宅をDIY
今回の夏季休暇を利用して、いつかやろうと思って放置していた自宅の土間の壁しっくい塗りを行いました。
施工前の写真です。石膏ボードの壁にパテ処理を行い、巾木もあらかじめ施工してもらってる状態です。
まずは物をいろいろ置けるように、そして傷や汚れ防止対策として腰壁を貼っていきます。今回は施工のしやすさを考えて床用のフロアタイルを巾木に添わせる感じで壁に貼っていきました。施工するのに床用の糊を使用しています。
フロアタイルは厚みも2、3ミリぐらいでカッターで切れ目を入れるとパキッと折ることもできるので施工がしやすいです。壁の入隅やコンセント周りは多少苦労しました。
フロアタイルとの境目にステンレス見切りを入れました。
今回は壁に自転車用の壁掛けスタンドを付けたかったので、事前に石膏ボードをくりぬいて、厚みのある下地材を入れました。
壁かけスタンドのビス位置を決めて腰壁、天井の廻り縁、窓周り、土間の床等を養生していきます。仕上がりに影響する重要な作業です。
スイッチパネルのカバーも外して養生。
しっくいは、【漆喰うま~くヌレール】という商品を使用しました。従来のしっくいのように水で練り混ぜる必要がなく、ペースト状のしっくいなので、粉が飛散することもありません。作業していると結構手が疲れるので、コテ板と左官コテはなるべく軽量なプラスチック製がおすすめです。しっくいをコテ板にすくってのせてから軽く混ぜる必要があるので、しゃもじがあれば便利です。
角をきれいに仕上げるのに細いヘラやコーナー用のコテがあると便利です。
しっくいは二度塗りする必要があるので、一度塗りの時は多少のかすれは気にせず、厚塗りになりすぎないように、固まりを残さないように施工します。
左官コテとコテ板に付着したしっくいがだんだん固着して作業効率が落ちることがあるので、こまめに掃除しながら塗っていくのもポイントです。
乾燥した後に二度塗りすればこうなります。
職人さんが仕上げるような風合いはとても出せないので、とにかく平たく仕上げることを心掛けましたが、それっぽい感じは出てると思います。養生を外し、清掃して完了です。
念願の自転車壁掛け収納ができました。
庭の手入れ用の道具類も壁掛けに
施工後の様子です。あきらかに違いが実感でき、達成感もあります。
ウオハシのお客様にもしっくい塗りを自分でされている方を時々お見掛けします。しっくい塗りは、手間もかかるしはっきり言って想像以上の重労働ですが、部屋の見た目も明るくなるし、納得いく仕上がりになればより自宅に愛着はでてくると思います。しっくいには消臭効果やカビ防止、湿度を調整してくれる効果もあるようです。
しっくいに興味はあるし、やってはみたいけど失敗したくないし、、、と思われている方もいらっしゃると思います。先ほど紹介した、
漆喰うま~くヌレールのホームページにいろいろ情報はのっていますし、各地のホームセンターを巡回してしっくい施工させてもらえる体験ブースもあったりするので、興味ある方はホームページまで。私も実際にホームセンターで体験させてもらってから自宅の施工をしました。
今後も自宅のDIYをすすめていきたいので、また動きがあればブログで報告させていただきます。