消費税増税の行方
先月27日に来年4月に予定されていた消費税率10%へのひき上げを見送る方針を固めたという報道。又かと思いながら増税に関していつも瞑想をしてますね。今回も熊本地震や世界経済が減速、不安定化する中で再増税すれば国内の景気が冷え込むのであろうと言う考えなんでしょうが、安部政権的には最重要課題に掲げるデフレ脱却が困難になるとの判断をしたらしいです。明日の28年1月から3月期の国内総生産の測定値を見極めて最終判断するということで、それを踏まえて自民党の谷垣幹事長と公明党の山口代表と明日会談をする予定らしいです。その後今月の26 、27日の伊勢志摩サミットの前後で正式に表明すると言う報道が流れました。この度で2回目の増税延期の話で政治判断としては間違ってはないと思いますし、私共の業界的には非常に嬉しい話です。阪神大震災直後1997年の橋本内閣時に5%増税に関しては市場的に非常に大打撃を受けた経験の下今回の判断になったのかもしれません。一層のこと10%の増税は見送られることを望みますが国の借金や今後切実な問題になる年金制度の事を考えるとそんな事も言ってられないんだろうなとは思っております。とにかく今回の消費税増税延期の話題に関しては喜ばしい事ですが今後もこの話題には特に注目したいですね。